ミミソラから、aune audioの開放型の新作ヘッドホン「AR9000」が9月5日に発売される。価格は¥279,000(税込)。
AR9000は、auneの開放型ヘッドホンの新フラグシップモデルとなる製品で、複数の特許技術を統合し、振動板・サスペンション・磁気回路・音響構造において包括的なブレークスルーを達成した、としている。単にハイスペックを追求するのではなく、リファレンスグレードのハイエンドスピーカーシステムが持つ本物のリスニング体験を忠実に再現することを目指しているという。より純粋な信号伝送、より説得力のあるダイナミクス、そして開放的で没入感のあるサウンドステージの再現を目的に開発されたということだ。
AR9000の主な特長
1 カーボンファイバー積層構造
オムニスタック・カーボンダイアフラム(OSCD)は、連続した長繊維構造を採用し――クロスウィーブ(交差織り)も継ぎ目もなく――複数の層を精密な角度で積層。この次世代ダイアフラムは、卓越したクリーンさと解像度を持つサウンドを奏でるそうで、その比剛性(剛性対密度比)は、従来のセラミック、金属、コーティングポリマー製ダイアフラムを上回るという。さらに、部位ごとに異なる熱処理を施すことで、ダンピング特性を最適化している。
2 ロングリニアストローク
ハイエンドスピーカー設計に着想を得た特許技術「コンスタント・フラックス・リニアモーター」システムは、最大4mmという卓越したロングリニアストロークを実現。この比類なきダイナミックヘッドルームにより、あらゆる音圧レベルにおいて高品位な再生に十分な余裕をもたらし、体感できるほどのサブベースの空気振動を送り出す、としいている。
3 理想的な振動板の躍動
新設計のサスペンションシステムは、超高減衰材料を非対称の可変厚構造に採用し、放射状のスティフナー(補強リブ)で強化。これにより安定性とサポート性を大幅に向上させ、不要な共振やダイナミック・コンプレッション(動的な音の圧縮)を排除しながら、理想的なピストン運動によるダイアフラムの動作を実現します。
4 音響気流コントロール
特許技術によるマルチモーダル音響吸収・拡散構造は、曲率と角度が異なる開放・密閉キャビティを精密に計算し、イヤーカップ内のダイアフラム背面に配置。これにより音波を導き、拡散・吸収することで、より滑らかな中高域特性と、より自然で広がりのあるサウンドステージを実現。
5 開放的なサウンドステージ
AR9000は、aube audio独自の傾斜配置の音響構造を継承。さらに、フロント・リアチャンバーの両方により通気性の高いメッシュを採用し、イヤーパッドもより通気性を高めている。この高い通気性により、空気と音波がより自由に流れ、聴き疲れを大幅に軽減しながら、より開放的で自然なサウンドステージを実現。
6 交換可能な接続端子
付属ケーブルは、8芯高純度OCC銀メッキ銅線の仕様で、クリーンで効率的な信号伝送を実現。交換可能な接続端子は、3.5mmシングルエンド、6.3mmシングルエンド、4.4mmバランス、XLRバランスの各接続に対応し、耐久性に優れ汎用性が高く、幅広い機器やリスニングシーンに柔軟に対応する。
7 堅牢性と耐久性を両立
オールメタル製ヘッドバンドが、堅牢な構造強度と長期耐久性を実現。Air Referenceシリーズを象徴する意匠を継承し、彫刻的なフローティング構造と精密な加工ラインをまとった仕上がりに。深みのあるメタリック仕上げとハニカム構造のアコースティックメッシュが美しいコントラストを描き、力強さ、精密さ、大胆さを併せ持った形状にまとめられている。
aune audio AR9000の仕様
ドライバー:50mm Dynamic Open(開放型)
周波数特性:4Hz~50kHz
インピーダンス:43 Ohms
感度(at 1kHz/1Vrms):102dB SPL
全高調波歪率(THD at 1kHz):<0.03%
ケーブル:1.6m OCC銀メッキケーブル(着脱式)
本体重量:約430g
付属品:クイックスタートガイド、1.6m OCC銀メッキケーブル、交換可能な接続端子(3.5mmシングルエンド/6.3mmシングルエンド/4.4mmバランス/XLRバランス)、AuNestヘッドホンケース