新製品ニュースが続いているブライトーンから、また注目のブランド&アイテムが登場した。今回はルーマニア、Audiobyte製品の取り扱いをスタートする。

 Audiobyteは、1999年以来高品質なオーディオ機器を製造してきたRockna Electronics(ロックナ・エレクトロニクス)の姉妹ブランドだ。Rockna Electronicsが、妥協を排して最高水準の性能を追求しているのに対し、Audiobyteはコンピューターとハイエンド・オーディオの垣根をなくすことを使命としている。

 そのアプローチは、徹底した科学的研究と厳密なエンジニアリングを通じて開発された、独自のFPGAベースの技術とユニークな回路トポロジーを基盤としている。さらにこの価格帯で他を寄せ付けない製品とするために、多くのソリューションをゼロから独自に開発したとのことだ。すべて受注生産品で、手作業で組み立てられ、個別に厳格なテストを経て出荷されている。

 今回の新製品ラインナップは以下の通り。

●Dirreta対応多機能ストリーマー:Super HUB ¥660,000(税込)

 Super HUBは、各種デジタル信号を入力し、リクロッキングやアップサンプリング(トランスコーディング)などのデジタル信号処理を行い、最適化されたデータストリームを外部DACへと伝送する、多機能ストリーマーだ。

 高級アルミニウムの塊から削り出された筐体に、3インチIPS広視野角ディスプレイとリニア電源、専用FPGAオーディオハードウェア、高品質プログラマブル・クロックを搭載。揺るぎない音質を実現するため、軽量かつ最適化されたカスタムLinuxシステムで動作している。

 Diretta、Roon、UPnP、DLNA、OpenHomeに対応し、iOS/Android用の専用コントロールアプリも用意される。

 入力端子はEthernet(RJ45)、USB Type-A/B、AES/EBU、光/同時デジタルが各1系統で、出力はHDMI(I2S)と同軸デジタルがこちらも各1系統を備えている。

●ヘッドフォン&ラインプリアンプ:Super HEAD ¥660,000(税込)

 信号の完全性について飽くなきこだわりを持ち、「2点間を結ぶ最短の経路こそが最も純粋である」という思想から生まれた同ブランド初の専用ヘッドフォンアンプとして、12年間にわたる知識の蓄積を凝縮している。

 接続端子はアナログ入力2系統(RCA、XLR)で、出力端子もアナログ入力2系統(RCA、XLR)というもの。この他にフロントパネルに4-pin XLRと4.4mmバランス、6.3mmアンバランス出力を備えている。

●マルチビットDSD D/Aコンバーター:Super VOX ¥660,000(税込)

 同ブランド史上もっとも強力なFPGA(Field-Programmable Gate Array)を搭載したD/Aコンバーターで、本機のために独自のハードウェア制御コードと、高性能スイッチによるデュアル・クラスター構成を開発した。

 数千時間におよぶテストを経て完成された、独自の「シンボル間干渉(ISI)低減技術」とカスタム・ハードウェアを搭載。市販の変換チップが抱える音質的な限界を突破し、きわめて高いレベルの没入感とリアリズムを実現するデバイスになっている。

 対応信号は11.28/12.28MHzのDSDで、バイパス可能な高精度デジタルボリューム(256ステップ、0.5dB/ステップ)も備えている。入力端子はUSB Type-B、I2S(HDMI経由LVDS)、同軸デジタルで、出力端子はアナログ2系統(XLR、RCA)となっている。

 なお、今回登場したAudiobyte 新製品3モデルは、今週末の7月18日に開催される「夏のヘッドホン祭 mini 2026」に展示されるとのことだ。