LGエレクトロニクス・ジャパンは本日都内で会見を開き、2026年度の有機ELテレビの新製品群を発表した。ラインナップと価格は下記の通り。
●LG OLED evo AI W6
「OLED83W6PJA」 83V オープン価格(1,370,000円前後) 8月中旬より順次発売
●LG OLED evo AI G6
「OLED97G6PJA」 97V オープン価格(4,500,000円前後) 6月25日(木)より順次発売
「OLED83G6PJA」 83V オープン価格(1,200,000円前後) 〃
「OLED77G6PJB」 77V オープン価格( 880,000円前後) 〃
「OLED65G6PJB」 65V オープン価格( 620,000円前後) 〃
「OLED55G6PJB」 55V オープン価格( 450,000円前後) 〃
●LG OLED evo AI C6
「OLED65C6PJA」 65V オープン価格( 450,000円前後) 6月25日(木)より順次発売
「OLED55C6PJA」 55V オープン価格( 340,000円前後) 〃
「OLED48C6PJA」 48V オープン価格( 300,000円前後) 〃
「OLED42C6PJA」 42V オープン価格( 290,000円前後) 〃
今回発表されたのは、上に示したように3シリーズ全10モデル。フラッグシップLG OLED evo AI W6を筆頭に、プレミアムモデルLG OLED evo AI G6、ハイグレードモデルLG OLED evo AI C6というラインナップとなる。また、同会では秋(9月ごろ)に発表予定というエントリークラスの「LG OLED evo B6M」も明らかにされた。ちなみにB6Mには「AI」という表記はないが、製品には今回発表のシリーズと同様にAI機能は搭載される予定という。
ここではトップのLG OLED evo AI W6をメインに、各シリーズについて簡潔に紹介していきたい。と、その前に、会の冒頭に登壇したマーケティングチームの安藤康夫氏の説明を簡潔に紹介したい。曰く、LGの各事業分野の紹介、その中でテレビ事業が含まれる「Media Entertainment Solution」の説明、そして有機ELディスプレイの歴史などが話され、LGグループ全体のグローバルでの売上げは89.2兆KRW(ウォン)になるそうで、Media~はその内およそ21.8%を占めている、ということだ。そうした好調なMedia~の中で、LGの有機ELディスプレイは13年連続で世界シェアNO.1を獲得しているそうだ。
さて新製品に戻ると、フラッグシップのLG OLED evo AI W6は、LGが先鞭をつけた壁掛けテレビの最新モデルで、薄さは1cmを切る9.95mmを実現。発表会でも当初はベールが掛けられており、新製品の説明ののちアンベールされ、その薄さ、画質の良さを会場に集まった報道陣に見せていた。パネルは有機の発光層を積層し、明るさや色再現性を向上させたプライマリータンデムRGBであり、そこに、最新の映像エンジンα11 AI Processor 4K Gen3を組み合わせ、高画質化をより一層進めている。今回、映像をコンテンツや周囲の環境に合わせて最適化してくれるHyper Radiant Color テクノロジーを新搭載し、輝度を向上させるBrightness Booster Ultraと組み合わせることで、従来比で最大約3.9倍の輝度向上を実現した、としている。
その効果は絶大で、比較的明るめの会見場であっても、煌めき感があり、色鮮やかで、しっかりと締まる黒、が堪能できた。ちなみにこの最新エンジンはシリーズ共通で搭載される。
テレビとしては、チューナーや接続端子を備えたボックス「Zero Connect Box」が別体となる2ピース構成で、テレビとチューナーボックス間は無線接続される。現行「OLET T4」も同様の仕様だが、無線の接続性は新製品では向上している、ということだ。
なお、画面が大きくなると気になりやすい写り込み(&画面のまぶしさ)についてもメスが入り、今回、第三者機関・intertekやULの認証を取得。視聴環境からの影響を最小限に抑えることで、有機ELディスプレイ本来の画質を発揮できるようになった、としている。同時に色再現の忠実度・再現度についても、同機関の認証を取得しているそうだ。加えて、映像のボケやが発生しないことを証明する「VESA ClearMR 1000」の認証も取得しているそうで、高速応答性、高リフレッシュレート(165Hz)と合わせ、ゲームプレイ時にも好適、と謳っていた。
テレビは銀色の縁の部分。厚みは1cmを切る
背面より壁掛け治具を見る。左右上部2カ所で引っ掛けて固定する
電源は正面左裏下からケーブルが生える形に
プレミアムクラスのG6シリーズは、W6と同じプライマリーRGBタンデム仕様の有機ELパネルを搭載した、一般的なスタンドタイプのテレビ(壁掛けも可能)。画面サイズは、97、83、77、65、55型の5種類をラインナップする(97のみ一部仕様が異なる)。全モデル厚さは3cmを切るそうで、専用金具を使って壁掛けすると、まるで壁と一体化したようなスムースな設置ができるという。
ハイグレードクラスのC6シリーズは、幅広いリビングやパーソナルスペースへの導入がしやすい65、55、48、42型の、中~大型のサイズをラインナップ。パネルや一部機能に差異はあるものの、映像エンジンは上位モデルと同じだし、ドルビービジョン/ドルビーアトモス対応、バーチャルサラウンドによる11.1.2ch再生といった機能性も、同様に装備している。