世界的な人気を誇る対戦型格闘ゲーム「モータルコンバット」を実写映画化した『モータルコンバット/ネクストラウンド』が、いよいよ本日6月5日(金)より全国公開される。
タイトルの『~/ネクストラウンド』の通り、前作『モータルコンバット』(2021)で描かれなかった最終決戦の模様が、作品の特徴でもある残酷描写(フェイタリティ)も全開に映像化されており、そのためR15+のレイティングが入っているので、まあ、グロいのが苦手な人は避けたほうがいいかもしれない。
大まかなストーリーについては、チラシに書いてある「地球最後の格闘大会」がすべてを表現してくれているので、それ以上の説明は不要だろう。チラシ表のイラストに大きく載っている「ジョニー・ケイジ」が、予想を超える活躍を見せてくれ、残酷描写を除けば、80年代、90年代のアメリカ映画の雰囲気を感じさせてくれる仕上がり。映画評論家の久保田さんがお元気であれば、絶賛したであろう出来栄えだ。
さらに今回、その格闘シーンはシリーズ初の「Filmed For IMAX」で制作(IMAX認証デジタルカメラで撮影)されているので、IMAX劇場で鑑賞すれば、細部まで見通せるような鮮明な映像と、密度感のあるサウンドで楽しむことができるだろう。
ということで、先日新宿で行なわれたIMAX試写会に参加してきたが(作品を知らなくても、前作を未見でも楽しめます、はい)、鮮明な映像に作品世界へたっぷりと没入することができた。通常画角のシーンでも充分に楽しめるが、IMAX画角になると(見ていると、スーッと上下に画面が拡大するのが分かる)、画面が大きくなるだけでなく、黒がキュッと締まるようになり、コントラストが付くのと同時に、色の再現が鮮やかになるのが感じられた。そこに注目していると、通常画角のシーンに戻ると、少し黒が浮いて、色が浅く感じるようになるから不思議なもの。こうなるともう、全編Filmed For IMAXにしてほしいと思ってしまうほどだ。
音響については、移動感というよりかは方位感が良好で、スクリーンから自分の耳のあたりまでの空間が、映像で表現されている空間に存在するサウンドで満たされるような感覚が得られた。シリーズのファンならばぜひ、IMAX劇場でこの高揚を味わってほしいと思う。
ほか、前作に続いて真田広之も出演しており、ほれぼれとするような見事な殺陣、アクションを披露してくれる。必見だろう。
映画『モータルコンバット/ネクストラウンド』
6月5日(金)より全国公開
監督:サイモン・マッコイド
製作:ジェイムズ・ワン、トッド・ガーナ―、サイモン・マッコイド、E・ベネット・ウォルシュ
制作:ニュー・ライン・シネマ 他
出演:カール・アーバン、真田広之、浅野忠信、ルイス・タン、ジョー・タスリム 他
全米公開:2026年5月8日
原題:MORTAL KOMBATⅡ
配給:東和ピクチャーズ・東宝
映倫区分:R15+
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