ステラは、Ypsilon(イプシロン)ブランドの30周年記念モデルとして、プリアンプの「PST-100 mk2 Anniversary」(¥12,650,000、税込、TFTディスプレイ)を6月30日に発売する。

 PST-100 MK2 SE Anniversaryは、イプシロンのリファレンスプリアンプ「PST-100 MK2 SE Silver Edition」をベースに、さらなる透明性と純度の向上を目的として、設計の中核を担う素材および磁気回路、電源部に至るまで全面的な刷新が施された特別仕様モデル。単なる仕様変更にとどまらず、Ypsilonが長年培ってきたトランス技術と回路設計アプローチを改めて突き詰め、信号伝送における損失要因を根本から見直すことで、音楽信号の純度と再現性を極限まで高めたリファレンスモデルとのことだ。

 その中核をなすのは、自社設計・自社製造によるトランス技術だ。アッテネーターおよび各段の結合に至るまでトランスを採用することで、信号の純度を損なうことなく伝送する高純度な信号経路を構築している。

「PST-100 MK2 SE Anniversary」の主なアップデート内容
●専用開発コア材の採用により、信号応答の直線性を向上
●焼鈍処理を施した超高純度シルバー巻線を採用
●微小信号の再現性を向上
●歪みを低減
●入力段にもシルバー巻線トランスを新規搭載
●入力〜出力までトランス結合を拡張し、信号経路を統一

「PST-100 MK2 SE Anniversary」の主な特長
●空間表現・音像の実在感が向上
●信号伝送の一貫性と純度を大幅に向上
●トランスアッテネーターによる高精度ボリューム制御
●トランス式アッテネーターを採用し、トランス比を切り替えることで信号エネルギーを損なうことなく音量調整を行う、高品位なボリュウム制御方式
●31タップの巻線構造により細やかなレベル調整が可能
●信号エネルギーの損失を伴わない音量制御
●小音量時でも情報量が損なわれにくい

 また今回、イプシロンブランドの製品について、価格改定が行われることも発表された。昨今の原価コストの高騰を背景に輸出元出荷価格が大幅に上昇しており、また為替市場の影響もある中、同社ではできる限り価格上昇を避けるべく様々な方策を考えてきたが、自助努力だけでは従来の価格を維持することが困難な状況となったそうだ。

 6月30日注文分より、以下の新価格で販売される。

2026年6月30日以降の新価格
HYPERION ¥15,840,000(税込)
AELIUS 2 MONO SE ¥10,120,000(税込)
PST-100mk2 SE ¥10,120,000(税込、TFTディスプレイへ変更)
PST-100mk2 ¥6,160,000(税込、TFTディスプレイへ変更)
PST-100mk2 Anniversary ¥12,650,000(税込、TFTディスプレイ)
VPS-100 SE ¥7,370,000(税込)
MC-L SE ¥3,278,000(税込)
PHAETHON neo ¥4,510,000(税込、TFTディスプレイへ変更)