ファーウェイ・ジャパン(以下、ファーウェイ)は都内で、第2四半期の新製品を紹介する「HUAWEI JAPAN 2026年Q2 新製品発表会」を開催。スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」「HUAWEI WATCH FIT 5」、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 5」、および「HUAWEI FreeClip 2」の新色「パープル」が発表された。ここでは新作スマートウォッチについて紹介したい。
発売は5月29日で、価格はオープン。それぞれの想定市場価格はHUAWEI WATCH FIT 5 Proは、フルオロエラストマーベルト仕様が各¥39,380(税込)、ナイロンベルト仕様(オレンジ)は¥42,680(税込)、HUAWEI WATCH FIT 5は、フルオロエラストマーベルト仕様が各¥27,280(税込)、ナイロンベルト仕様(シルバー)は¥30,580(税込)となる。
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冒頭には同社プロダクトマネージャー・窪田氏が登壇し、ファーウェイの事業の近況について説明してくれた。簡潔にまとめると、昨年度の総売り上げは実に1260億ドルにもなるそうで、研究開発には21%を投入し、それは累計で16万5000件の特許に繋がっているという。今日のメインでもあるスマートウォッチについては昨年度で3560万台以上の出荷を記録するなど好評だといい(累計では2400万台+とか)、ユーザーは1億1800万人にも達する、ということだ。
さて、そんな状況を受けて発表された新製品は、スクエアなケースが特徴のFITシリーズのフラッグシップとなる「HUAWEI WATCH 5 Pro」、および「HUAWEI WATCH 5」の2ライン。まずは5 Proから。外観は、ベゼルを薄くしでディスプレイ部を大きくしたことで視認性を向上。画面占有率は83%にもなるという。輝度もアップし3000nitsの明るさを持つことから、屋外での視認性も向上させている。ベゼルの素材はチタニウム、ケース素材はナノセラミックメタルを採用し、耐久性や手触りも向上させている。
機能面では、3月に発売された「HUAWEI WATCH GT Runner 2」に搭載の、GPSと連動強化された各種新機能、便利機能が踏襲されているのが特徴。ファーウェイのスマートウォッチといえばスポーツ、スポーツと言えば――主にゴルフ、ランニング、登山、サイクリングでの便利機能が満載で、GPS連携による精度の高い位置測定、距離測定、移動軌跡などが行なえる。サードパーティ製アプリのインストールも可能といい(可否はある)、自分が使い慣れているアプリでの測定、各種ログの蓄積も楽しめるそうだ。
会では特にゴルフ機能の利便性を説明するために、ゴルフインフルエンサーの「由姫乃せんぱい」がゲストとして登壇。使った感想を、「とにかく軽いのがいいですね。画面も大きいし、横にあるダイヤルで直観的に操作できるし、画面も見やすいし、とても便利です。カップまでの距離もカスタマイズ機能を使えば正確に表示されるので、パットしやすいです」と絶賛していた。
面白機能としては、初搭載となる「ミニストレッチ機能」があり、これは、座り仕事や体を動かすことが少ない現代人に向けて、定期的に体を動かしましょう、軽いストレッチをしましょうと、スマートウォッチが促してくれるもの。愛らしいパンダキャラが画面に登場し、30種類の動作をモーション表示してくれる。
また、健康管理機能については当然、これまでのものを継承していて、心電図測定については日本のプログラム医療機器承認を取得しているそうだ。睡眠モニタリングについては、画面が大きい分、Bandシリーズではアプリでしか見られない睡眠波形を手元で確認できるのは便利だろう。今回も製品の広告モデルに木村拓哉氏を起用しており、氏の登場するPR動画がweb公開されているが、起床してすぐに睡眠モニタリング(深い睡眠、普通の睡眠などを表示)を確認しているのが印象に残った。
HUAWEI WATCH 5はProのライト版で、画面サイズは1.82インチ、明るさは2500nitsで、屋外での視認性も高められている。本体カラーはシルバー、パープル、グリーン、ホワイト、ブラックの5色で、シルバーはナイロンベルト仕様となる。
GPS機能も搭載しており、ファーウェイ独自のヒマワリ型アンテナによって、精度の高い測距が行なえるようになっている。
さて、スマートウォッチのターンでは、あと二人ゲストが登壇した。まずは、國學院大學の陸上競技部の監督・前田康弘氏。前回Q1の発表会では、部員が登壇し、HUAWEI WATCH GT Runner 2を実際に使った感想を述べていたが、そこで同製品の利便性の高さに共感し、正式な協業を決定。この場を以て発表となった。すでに製品を日々のトレーニングに導入しているそうで、軽さ、画面の見やすさ、GPSの精度の高さには感動しているといい、そのフィードバックをトレーニングに活かし、正月恒例の箱根駅伝で優勝を狙いたい、と意気込んでいた。ちなみに前田監督個人としては、睡眠モニタリングに興味があるそうだ。
そしてもう一人のゲストは、ウエニ貿易タイムピースのブランドマネージャー・浦氏。ウエニ貿易と言えば、ツェッペリンの腕時計をすぐに思い出すが、アニメ作品とのコラボ商品(時計)も多く手掛けており、ファーウェイとは昨年、自社ブランドGARRACKにおいて、FITシリーズをベースに、TVアニメ「ONE PIECE」とのコラボモデルを発売しているが、今回Bandシリーズをベースにしたコラボ第2弾が発表された。
作品については引き続きTVアニメ「ONE PIECE」となり、今回は四皇――バギー、シャンクス、ティーチ、そしてルフィ(ギア5)――をモチーフにした4モデルが展開される。駆け足で紹介すると、各キャラクターをイメージしたオリジナルの文字盤やベルトが特別にあしらわれているほか、それぞれのキャラクターの能力や特徴から想起されるものを、スマートウォッチが備える機能とリンクさせ、トップ画面に機能をショートカット表示させたり、通知が来ると一味(?)の海賊旗アイコンが表示されるなど、遊びココロも満載。歩数や心拍数の変化に合わせて、文字盤画面が変化するギミックも盛り込まれている。
ちなみに、担当者に「キャラボイスは入らないの?」と聞いてみたら、今回の四皇モデルでは非対応だが、将来的には(他の作品コラボモデルで)想定はあるそうだ。
現在予約受付中で、発売は5月29日。価格は¥12,980(税込)。