ファーウェイ・ジャパン(以下、ファーウェイ)は本日、都内で「HUAWEI JAPAN 2026年Q2 新製品発表会」を開催。第2四半期の新製品となるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 5 Pro」「HUAWEI WATCH FIT 5」、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 5」、および「HUAWEI FreeClip 2」の新色「パープル」が発表された。ここではまず、同社完全ワイヤレスイヤホンのニューフラッグシップとなる「HUAWEI FreeBuds Pro 5」について紹介したい。
レザーブル―モデル。ケースが合皮で覆われていて、しぼしぼの感触はなかなか良いもの
発売は本日より開始で、価格はオープン。想定市場価格は、HUAWEI WATCH FIT 5 Proはグレーとゴールドが¥29,480(税込)、レザーブルーは¥31,680(税込)、HUAWEI FreeClip 2(パープル)は¥27,280(税込)となる。
※他の新製品は後日掲載します。
さて、HUAWEI FreeBuds Pro 5は型番の通り、同社TWSのフラッグシップの第5世代モデルとなるもので、Proを謳うだけあり2ウエイの仕様は継承しつつ、今回は高域用、低域用ともにダイナミックドライバーとし、それを同軸構造で搭載している。2ウェイやハイブリッド、マルチドライバーというのは他社にもあるが、本HUAWEI FreeBuds Pro 5でトピックとなるのは、DAC、DSP、アンプについてもそれぞれのドライバー専用に用意しているところ。つまり、高域用のシステムと低域用のシステムの、二つのシステムを搭載しているところが特徴となる。
これは“音質”だけでなく、ノイズキャンセルにも大きな効果を発揮していて、音質では短時間の試聴ながらも、その片鱗を存分に感じることができた。高域用と低域用で同じ型式のユニット(ドライバー)を搭載していることもあり、音の出方や繋がりが自然で、それでいてワイドレンジなサウンドが楽しめる。加えて、低域についてはこれがワイヤレスイヤホンの低音か! と思えるほどの量感が味わえた。
ノイキャンもこの2システムの特性を活かしたものになっていて、高域、低域それぞれの帯域に合わせたノイキャンを働かせることもあり、これまでの同社のイヤホンのノイキャン性能を大幅に進化させているのが実感できた。中でも、高域の音調の変化がほぼないところは美点で、音数は少し減るものの、高音がつぶれたり、凹んだりすることがないのはある意味初めての経験!
本体の形状はさらにコンパクトになり、同時に数多くのサンプルを吟味し、数多くのテストを経て、フィット感を高めており、自然なつけ心地となっていた。圧迫感はほぼなく、それでいて遮音性も高く、しかもノイキャンを効かせれば周囲の騒音はほぼ無音になるなど、2システムの恩恵を存分に受けることができるようになっている。
BluetoothコーデックはLDACをサポートするが、残念ながらアプリの入っているデバイス(プレーヤー)でのみ働く仕様。専用OSや、ファーウェイアプリのインストールができないプレーヤーではLDACは使えない。聞いてみると、この問題を解決する方策も研究中であるそうで、近い未来には実現するかもしれない。
また、近年流行の空間オーディオにも対応しており、こちらはいわゆるバーチャル仕様。イヤホン側で効果をかけるものなので、音楽コンテンツでも、動画コンテンツでも楽しめるようになる。オンにすると空間が上方に拡大するのが分かり、クリエイティブメディアのSXFIに近い感覚が味わえた。この場合、LDACは排他となるので注意したい。
また、イヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip 2」の新色「パープル」も発表された。初代Clip、先ごろ発売されたばかりの2台目Clip 2ともに好評だそうで、グローバルでの出荷は700万台を突破しているという。今回の新色パープルは少し薄めのあずき色という印象で、シックな色合いがまた耳元を鮮やかに飾ってくれるだろう。現時点でブラック、ブルー、ホワイト、ローズゴールド、そしてパープルが揃って全5色のラインナップとなる。