音楽は、聴いて、あるいは演奏して楽しむといった様々な側面を持った芸術だ。オーディオ機器はその中で “音楽を楽しむ” ためのアイテムとして活用されているが、今回JBLからその両方で活躍する新しい魅力を持ったBluetoothスピーカー「BandBox」シリーズが登場した。
BandBox Solo 一般販売予定価格¥35,200(税込)
BandBox Trio 一般販売予定価格¥84,700(税込)
両モデルとも5月13日10:00〜8月31日23:59の期間に、GREEN FUNDINGでプロジェクト支援の募集をスタートする。Super Early Birdや学割プランなど、様々なリターンプランも予定されているそうだ。
ハーマンインターナショナルでは、BandBoxシリーズの魅力を紹介する説明会を開催、マーケティング部シニアマネージャーの濱田直樹さんから両モデルについての解説が行われた。
濱田さんは開口一番、「BandBoxは、斬新な製品です」と語った。JBLは創業80周年を迎えるブランドで、近年は数々のイノベーションを果たして、スピーカーやオーディオといった既成概念にとらわれない製品を送り出している。
今回のBandBoxシリーズはその最新モデルであり、Bluetoothスピーカーとして生成AI(エッジAI)を搭載している点が一番のポイントという。NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を搭載し、ネットワーク環境を必要としない環境で、しかもスピーカー単体でリアルタイムに新しい処理を実現、音楽をよりインタラクティブに楽しむ層に向けて、ポータブルオーディオの次の一歩を提案するそうだ。
機能面での一番の特長が、「AIステムセパレーション」機能だ。これは入力された音源(Bluetooth、アナログ入力など)について、内蔵されたエッジAIがボーカル、ギター、ドラム/ベース、演奏といったステム(要素)を認識して、リアルタイムで分離してくれるものだ。さらに分離したステムごとに消音も可能という。つまり、配信されている音楽について、その場でカラオケに変換したり、ギターのフレーズだけを取り出したりできるわけだ。
加えてBandBoxシリーズはギター/マイク入力を搭載しており、ギターアンプとして使用可能だ。JBLとギターアンプという組み合わせは唐突に思われるかもしれないが、もともと1950年頃にはJBLのスピーカーユニットD130Fはギターアンプ用にも使われ、その音質はレスポールやフェンダーも認めるクォリティだったそうだ。
さらに21種類のエフェクト、23種類のアンプシミュレーターにも対応。ピッチシフターやUSBオーディオの入出力など自分の好みに応じた音のカスタマイズも可能になっている。これらの機能は専用アプリ「JBL One」から直感的に設定できる。
これらの機能の組み合わせることで、配信されている楽曲からギターの音を消すこともできるわけで、それに合わせて演奏すれば、最高の練習環境が実現できることになる。しかもギアータンプの音をカスタマイズして自分好みのサウンドをも作れるのだから嬉しい。
製品スペックとしては、小型モデルのBandBox Soloは、55mmフルレンジドライバー1基とパッシブドライバーを2基搭載、18Wのアンプでドライブする。入力端子は6.3mmフォーンジャック(ギター、マイク)とUSB Type-Cを搭載。
上位機のBnadBox Trioは165mmウーファーが1基と25mmシルクドームツイーターを2基搭載、アンプ出力は135Wを備える。入力端子はXLR/6.3mmフォーンコンポジットジャック✕2、6.3mmフォーンジャック、3.5mmミニ、UBS Type-Cという構成で、これらの中から4系統の入力についてミキシングする機能も備えている。本体上面の4.3インチモニターで各種設定も行える。
どちらもバッテリーを内蔵しており、BandBox Soloは約6時間、BnadBoxTrioは約10時間の再生も行える。もちろん両モデルともBluetoothスピーカーとしても使用可能で、SBCとAACのコーデックが再生できる。
「BondBox Solo」は、ギターの6.3mmフォンジャックをダイレクトに装着できる
製品説明会では、ギタリスト/コンポーザーの関口シンゴさんと池部楽器店ワールドペダルパークの小林 良さんをゲストに迎えたトークショーも行われた。
おふたりとも事前にBondBoxシリーズを体験していたそうで、関口さんは、「AIステムセパレーション機能を無茶苦茶使っています。これがあれば、家にいながらゲネプロに近いことができます。こういった機能はDAWなどにも搭載されていますが、それがこのサイズのスピーカーで、リアルタムに実現できることに本当にびっくりしました」と機能面の斬新さに感心した様子だ。さらに音質について、「好きな音です。BandBox Soloはパワーもかなりあるし、BandBox Trioはローの安定感があります。低域が安定していないと、楽曲の印象が変わるんですが、そこがしっかりしています」とお気に入りの様子だった。
「BondBox Trio」は本体上部に各種操作ボタンを備える
小林さんも、「JBLのギターアンプとして期待通りの製品ですし、仕事で使えるクォリティだと思います。アンプシミュレーター機能も不安はあったんですが、わかりやすくセットされていて、かなりいいですね。ボリュウムを上げても音質変化が少ないことにも注目したいです。BandBox Trioは、音楽仲間で集まってちょっと弾く時に使ってみたいし、音源再生用にも使えますね」と、楽器愛好家らしい感想を聞かせてくれた。
BandBoxシリーズは、上記の通り本日からGREEN FUNDINGでプロジェクトがスタート、さらに渋谷のイケシブ「ワールドペダルパーク」と二子玉川の「蔦屋家電+」でも展示が行われている。その他、今週末に大阪で開催される「サウンドメッセ in Osaka 2026」にも出展予定とのことなので、興味のある方はぜひ現地に足を運んでいただきたい。
ギタリスト/コンポーザーの関口シンゴさん(中央左)と池部楽器店ワールドペダルパークの小林 良さん(中央右)。右端がハーマンインターナショナルの濱田さんで、左端は同じくハーマンインターナショナルの堀江さん
「JBL BandBoxシリーズプロジェクト」
●実施期間:2026年5月13日(水)10:00〜8月31日(月)23:59
●リターンプラン例:Super Early Bird 18%OFF(先着100名限定)、Early Bird 15%OFF(先着150名限定)他
●一般販売予定価格:BandBox Solo ¥35,200(税込)、BandBox Trio ¥84,700(税込)
●お届け予定:2026年9月より順次
●展示店:
イケシブ「ワールドペダルパーク」(東京都渋谷区道玄坂1-7-4 渋谷スクエアB 1F)
「蔦屋家電+」(東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター テラスマーケット 1F・2F二子玉川 蔦屋家電内)
「サウンドメッセ in Osaka 2026」
●開催期間:2026年5月16日(土)11:00〜18:30、17日(日)10:00〜17:30
●場所:大阪市住之江区南港北2-1-10 大阪南港ATCホール ブース番号E26
※入場には前売(¥2,000)または当日券(¥2,500)が必要