ダイナベクターは、伸びやかで低歪みなサウンドを実現したエントリーモデルのMCカートリッジ「ASKA」を5月15日に発売する。ラインナップは、高出力MCカートリッジ「ASKA-H」と低出力MCカートリッジ「ASKA-L」の2機種。販売価格は両機種とも85,800円(税込)で、同モデルからの買い替えの場合は、トレードイン価格として72,930円(税込)で購入できる。
同社のハイエンドと同じ思想でつくられたエントリーモデル
「ASKA」は、アナログレコードならではの生々しい質感や、MCカートリッジ特有の空気感を伴った立体的な音場、自然に伸びる帯域バランスなど、上位モデルで培われた設計思想とクラフトマンシップを受け継いだエントリーモデルとして開発された。
製品は日本国内の工場にて職人が手作業で製造しており、上位モデルと同様の工程で仕上げられている。
磁気回路には、磁気特性が安定し歪みの少ない純鉄を採用。さらに、焼鈍温度や焼鈍環境、加熱時間、加熱率、冷却率など、磁気焼鈍の最適化にこだわり、特殊焼鈍を施している。これにより、歪みを抑えた高い解像力と伸びやかな高域、広がりのある音場空間を実現した。
ネオジム磁石による高出力を実現しつつ、希土類マグネット特有の歪みやうるささを軽減するために開発された特許技術「ソフト化マグネット」を採用。強力な磁力を活かしながら、すっきりとした音離れの良さとのバランスを実現しているという。
針先形状には楕円スタイラスチップを採用。広帯域とトレースの忠実さを確保しつつ、安定した性能と扱いやすさを両立させた。
カートリッジの取り付けについては、本体側にM2.5ネジ穴加工が施されているため、ネジとナットを同時に押さえる必要がなく、ヘッドシェルやトーンアームに固定する際も、ネジを締めるだけで比較的スムーズに装着できる。
「ASKA-H/L」の主なスペック
「ASKA-H」の推奨負荷抵抗は1,000Ω以上で、MMポジションのPHONO入力端子(47KΩ負荷)へ接続が可能。「ASKA-L」をPhono入力に接続する場合は、MC昇圧トランスもしくはヘッドアンプで昇圧が必要
MCカートリッジ
「ASKA-H」(高出力)
「ASKA-L」(低出力)
●発売予定日 : 2026年5月15日(金)
●標準価格 : 85,800円(税込)
●トレードイン価格 : 72,930円(税込)
※トレードイン価格は、手持ちの同モデルを新品に交換される際の価格で、上位シリーズの10XAへのトレードインも可能
●型 式:高出力/低出力MCカートリッジ(フラックスダンパー、ソフト化マグネット付)
●出力電圧:2.8mV / 0.3mV(at 1 KHz,5cm / sec.)
●チャンネルセパレーション:25dB 以上(at 1KHz)
●チャンネルバランス:1.0dB 以下(at 1KHz)
●周波数特性:20 - 20,000Hz(±2dB)
●コンプライアンス:12mm/N
●針 圧:1.8 - 2.2g
●インピーダンス:150Ω / 5Ω
●推奨負荷抵抗:1KΩ以上 / 30Ω以上
●カンチレバー:6mm 長 硬質アルミニウムパイプ
●スタイラス:楕円
●自 重:5.8g