ゼンハイザージャパンから、楽曲制作やレコーディング、モニタリングに向けた、プロ用モニターヘッドホンのフラッグシップとなる、密閉型の「HD 480 PRO」が、本日4月24日より発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥69,300前後。同時に、専用トラベルケースが付属する「HD 480 PRO PLUS」も発売。こちらの想定価格は¥72,600前後。
同社では、プロ用のモニターヘッドホンとして、開放型の「HD490 PRO」をラインナップしているが、今回の新製品はその密閉型となる。密閉型ヘッドホンの長年の課題である「ローエンドの正確性」と「長時間の使用に耐えられる快適性」を徹底的に追求。細部に至るまで入念な設計が行なわれているという。
その肝は、イヤーカップ内での音の反射と歪みを低減する「振動減衰システム」(Vibration Attenuation System)。これにより、ローエンドの明瞭度を向上させ(音の濁りを徹底的に低減させている)、「従来の密閉型とは一線を画す、ひじょうにタイトで正確、かつリアルな低音を実現した」と、謳っている。
「HD 480 PRO」の主な特徴
●密閉型の常識を覆す再現性を実現
●プロの現場に最適化された設計
「HD 480 PRO」は、全帯域にわたる色付けのないフラットな周波数特性を持ち、汎用性の高いヘッドホンとして設計。スタジオでのプロデュースやミキシング、レコーディングはもちろん、ライブ環境でのFOH・モニターエンジニアのリファレンスとしても優れた性能を発揮すると謳っており、さらに、家庭用スピーカーやカーステレオ、あるいはライブ会場のPAシステムなど、さまざまな再生環境において、制作者の意図を忠実に再現するとしている。
●ゼンハイザー独自の特許技術による快適性
同社の開放型ヘッドホン「HD 490 PRO」と同様の特許技術が搭載されているほか、ヘッドバンド部分は、あらゆる頭部形状に合わせて圧力を均一に分散できる設計となっており、最適なフィット感と一貫した音響体験を提供。イヤーパッドには点字ガイドを搭載し、眼鏡の形状に合わせた溝を設けることで、眼鏡使用時でも(メガネを)圧迫することなく、高い密閉性と快適さを同時に実現。ケーブルには独自のコイル構造を備え、ケーブルがデスク等に触れた際に発生するハンドリングノイズを物理的に遮断するようになっている。
●開放型「HD 490 PRO」との使い分け
同社シニアプロダクトマネージャー グンナー・ディルクス氏は、「静かな環境でのミキシングにはオープン型の“HD 490 PRO”が理想的ですが、ボーカル録音やライブ会場、あるいは他者と同じ空間で作業する場合など、高い遮音性が必要な場面では密閉型の“HD 480 PRO”を推奨します」としている。
HD 480 PROの主な仕様
音響方式:密閉型
装着方式:アラウンドイヤー(オーバーイヤー)
周波数特性:3~28,700Hz(-10dB)
感度:107dB SPL (1kHz/1Vrms)
インピーダンス:130Ω(1kHz)
付属品:HD 480 PRO レコーディングパッドセット、HD 480/490 PRO コイルケーブル、プロヘッドホンバッグ
HD 480 PRO PLUSの付属品
HD 480 PRO レコーディングパッドセット、HD 480/490 PRO コイルケーブル、HD 480/490 PRO トラベルケース