VAIOは、ノートパソコンの新製品、フラッグシップモデルとなる、個人用「VAIO SX14-R」、法人用「VAIO Pro PK-R」を発表。本日より受注を開始し、家庭用モデルは最速5月22日に手元に届く予定だ。価格はオープンで、想定市場価格は家庭用の最小構成で¥269,000(税込)から。
さて、昨年はOSの切り替えによる販売数の増加もあり、市場では特に法人用需要は盛況だったそうだ。VAIOとしては、ノジマグループに入り家庭用モデルの販売を強化したこともあり、家庭用、法人用ともに好調だそうで、販売比率は2:8と引き続き法人用が勝っているものの、全体のパイが拡大いているということだ。
今回の新製品ではそうした背景を受けつつ、今後のAIPCの拡大を鑑み、AIとの親和性を強化した仕様にしたのが特徴になるという。もちろん、モバイルワークも広がりを見せていることから、機能、操作性、接続性、AI対応力、バッテリーの持ち、そして持ち運びやすい軽量さ(+強度)を備えた新フラッグシップが今回投入されることになった。法人用PCの市場予測では、2030年には全数の約72%がAIPCになるということだ。
新製品では、モバイル性と高機能(+AI機能の対応力)を両立させるために、CPUにはインテルのCore Ultraシリーズ3プロセッサーを搭載。処理速度を大幅に向上させているほか、周辺機器、SSDやメモリーも高速対応品を選択。さらに、(CPUの)処理速度が上がれば発熱も上がるが、その対策も、ヒートパイプ、放熱版、フィンなどの冷却系に改良を施すことで、冷却性能をアップ。製品の表面温度の低下を実現したほか、ファン駆動時の気になるノイズも抑制するために、主に回転数を細かく制御しているという。
また、AIPCとしての利便性を高める機能も強化されていて、バッテリーを長く使えるようするこまめな節電、オンライン会議時に、PCの背面側にいるメンバーにも会話がしっかりと聞こえる「新会議室モード」(搭載スピーカーは従来と同じで、アトモスのような音響処理の変更で、音の広がり方を拡大したそう)の搭載、3つのマイクによりパソコンの正面にいる話者の声を聞きやすくするAIノイズキャンセリング機能などが盛り込まれている。VAIO独自のバッテリー保証(無償交換:自然故障、規定の経年劣化)も実現している。
また、従来同様に家庭用の特別モデルとなる「勝色特別仕様」「ALL BLACK EDITION」も用意される。特別色をまとっているほか、より上位のCPUのセレクトも可能だ。
そのほか、法人用には、専用のプライバシーフィルムも用意されている(画面にジャストフィットする形状)。なお、これは一般の人も購入可能という。
加えて、ノジマでは全店舗を対象に、VAIOの製品知識と、購入支援(コンサル)力を備えた販売員「VAIOマイスター」を認定する「VAIOマイスター制度」を導入する。認定基準としては、VAIOの製品知識・歴史など(ソニーVAIOも含むという)に詳しく、ユーザーの要望に合わせた製品をおススメできることが必要になるそうで、認定員は専用のバッジを着用するそうだ。
さらに、このVAIOマイスター制度の導入と合わせて、VAIO独自機能を体験できる(+Microsoft365 AI機能も)店舗内の専用ブース「VAIO Shop in Shop」も、4月7日よりノジマ4店舗で導入されている。