ハーマンインターナショナルは、JBLのポータブルBluetoothスピーカー「GO 5」のお披露目会を開催した。現行モデル「GO 4」の後継機で、近日正式発表予定とのこと。

 JBLでは現在、7シリーズのポータブルBluetoothスピーカーと6モデルのパーティスピーカーをラインナップしており、市場でも高い人気を誇っている。同ブランドではこの実績を踏まえ、ポータブル&パーティスピーカーのリーディングカンパニーとして、その先の新しい使い方を提案していくという。

新製品のJBL「GO 5」

 GO 5はその中でもっともコンパクトなシリーズの最新モデルで、Bluetoothでの伝送(対応コーデックはSBC、AAC、LC3)に加えて、新たにUSB Type-Cケーブル接続によるロスレスオーディオ再生にも対応した。

 日本レコード協会の発表によると、近年の音楽ソフト生産・音楽配信の売上実績は、2020年前後のコロナ禍による落ち込みはあったものの、右肩上がりで成長を続けているという。その成長を支えているのがストリーミングサービスで、2025年は2020年比で2倍近い売上を達成している。

本体右側に装備されたUSB-C端子でスマホ等とつなぐことで、ロスレスでの信号伝送も可能

 ストリーミングの試聴で多く使われているのがポータブルBluetoothスピーカーで、最近はロスレス音源が再生されることも増えているそうだ。GO5ではそんなユーザーの使い方に対応するためにUSB-Cによるロスレス再生機能(48kHz/24ビットのリニアPCM)を採用、“誰でもロスレス時代” のポータブルスピーカーとして提案する。

 製品の特徴としては、JBLサウンドを実現するために、アンプを10%パワーアップし(アンプ出力4.2W→4.8W)、同時にユニットも新開発されている。

左が「GO 4」で右が「GO 5」。ロゴの内側部分を抜くことで、音の透過率を向上させている

 また音の透過率を高めるために、表面のロゴをコンター(輪郭線)デザインに変更している。これにより、輪郭部分のロゴイメージは残しつつ、ロゴ内部は音が透過できることでヴォーカルの抜け感も改善できたという。そのロゴの上下にはLEDライトが埋め込まれていて、本体の動作状況やバッテリーの残量、Auracastの動作などを確認できるようになった。

 さらに大きな改善ポイントとして、AirTouch機能も追加された。GO 5はモノーラルスピーカーだが、2台をペアリングすることでステレオ再生も可能だ。その場合、従来は専用アプリからペアリングの設定を行っていたが、GO 5では本体の専用ボタンを押して2台を近づけるだけで簡単にステレオペアリグが行える。

2台の「GO 5」を近づけることで、簡単にステレオペアリングできるAirTouch機能も新搭載された

 なおAirTouchでは、先にスマホ等とペアリングしていた方が親機(左チャンネル)になり、後からステレオペアリングした方が子機(右チャンネル)に設定される。また音源はBluetoothのみで、USB-C接続にはステレオペアによる再生はできない。

 豊富なカラーバリエーションも特徴で、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープル、ピンク、ターコイズブルーに加えて、JBL公式サイト限定モデルとしてオレンジも準備されている。その本体はGO 4のIP67からGO 5のIP68準拠に進化、屋外での使用時にもさらに安心できるようになっている。

「Easy Sing Mic Mini Duo」のマイク部(左)と受信部(右)

 また今回のお披露目会では、今年初夏に発売予定の「Easy Sing Mic Mini Duo」も紹介された。

 こちらは小型マイク(2基)と受信部がセットになったワイヤレスマイクシステムで、両者間は無線で接続される仕組みだ(到達距離は10mほど)。お披露目会では受信部(コネクターはUSB-C)をGO 5につないでマイクで拾った音を再生していたが、あたかもハンディマイクで話しているような音が再現されていた。

 なおマイク部には小さなダイヤルがついており、ここで収音時のボリュウム調整もできるそうだ(2台のマイクを使っている場合も自分のマイクのボリュウムのみ調整される)。

受信部を「GO 5」につなぐだけで、マイクに話した声がクリアーに再生されていた

 ユニークな機能としては、マイクとスマホなどをBluetooth接続でき、スマホで再生した音楽(ストリーミングなど)を受信部につないだデバイスから再生可能だ。その時に例えばボーカル曲から声だけを消して再生する(受信部に内蔵されたエッジAIを使用)こともでき、カラオケ気分で歌ってもいい。接続したデバイスで、その音声を録音もできる。

 受信部には3.5mmアナログヘッドホン端子も搭載されているので、USB-Cでデバイスにつながなくてもモニターは可能だそうだ。またロスレスでの信号出力も可能とのことで、GO 5のようなデバイスにつなげば48kHz/24ビットのロスレスで信号を再生可能になる。

 マイクや受信部は付属ケースに収納でき、充電はこのケースで行う。マイクはフル充電で約6時間使用可能とのことだ。

付属ケースに各パーツを収納し、充電を行う。写真右のホルダーにマイク部を取り付ければ、ハンディマイクのようにも使える

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