トップウイングから、台湾Eleven AudioのDCクリーナー「VoltCel」シリーズの新製品6モデルが発表された。価格はいずれも¥44,000(税込)で、発売日は以下の通り。

VoltCel 12V 発売中
VoltCel 5/7/19/24V すべて3月26日
VoltCel 15V 4月中〜下旬以降

 VoltCelはDC電源を入力し、ノイズを除去して各モデルの電圧のDC電源を出力するDCクリーナー
だ。最近はオーディオ機器、あるいは周辺機器にACアダプターを使うことも一般的になっており、ACアダプターの音質改善がオーディオシステムの品質に直結することも増えている。VoltCelは、ACアダプター等のノイズを除去でき、さらに多種多様な電圧に対応するために、豊富なラインナップを揃えている。

「VoltCel 12V」のリアパネル

 主な特徴は以下の通り。

●各モデル固定電圧出力(5/7/12/15/19/24V)
●USB-PD入力対応(5/7/12/15Vモデルのみ)
●最大出力10A対応
●電圧変動の非対称性に着目した独自技術BTR(Balanced Transient Response)搭載
●H電流過渡応答に優れた独自技術LDCD(Linear Dynamic Current Drive)搭載
●入力電圧の推奨値(出力電圧に対して+3V以上かつ+7V以下)
 5V=8〜12V、7V=10〜14V、12V=15〜19V、15V=18〜22V、19V=22〜26V、24V=27〜30V

 DCクリーナーを開発するにあたり、Eleven Audioは電圧変動の非対称性、電流の過渡応答特性に注目したという。

 DC電源は、必ず電流消費等の負荷変動によって、多かれ少なかれ電圧の出力値が上下する。電圧が上がるときと下がるときで、対称的な過渡応答を示すのが理想だが、一般的なDC電源はそうではなく、上下で非対称性が発生してしまう。この非対称性は、電流消費の過渡応答を乱すことになり、これによって音質が変わってしまうそうだ。

 VoltCelの独自技術BTRは、この電圧変動の非対称性を補正し、上下で均一な応答を示すようにするものという。これにより電流消費の過渡応答が一定に保たれ、動的負荷条件下でも出力は入力の「鏡写し」に近づく。

 電流過渡応答についても、独自技術LDCDによって、電流経路に対してフィードバックループ等を持たさず入出力の関係を保ったまま制御する。そのため、負荷に対して動的レンジ全域で瞬時・リニアに応答することができるという。これにより、10A級の瞬間電流であっても、クリッピング、遅延なしでそのまま応答することができるとのことだ。