アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー)は、ゲーミングブランドGigaCrystaの新製品となる27型のゲーミングモニター「GigaCrysta S(LCD-GDU271JLAQD)」を発表した。発売は3月中旬で、価格はオープン(想定市場価格¥89,980前後)。
GigaCrysta Sは、先に行なわれた同社新年会で発表された、GigaCrystaのシリーズ化と、そのフラッグシップとなるラインに位置する製品で、今回ようやく製品の全貌が明らかになった。と書いたが、すでに新年会の際にほぼ仕様などは公表されていたので、新規内容については価格と発売時期となる。50周年記念モデルに該当する。
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さて、製品の概要としては、ゲーミングモニターのメインサイズとなる27型で、4K解像度を備え、パネルは動きや視野角に強いIPS(HFS)仕様、miniLEDバックライトを搭載し、エリア分割駆動にも対応(2304ゾーンとか)、リフレッシュレートは4Kで180Hz、フルHD表示でGigaCrystaシリーズ最高となる360Hzを達成している。DisplayHDR(1400)もサポートしており、高輝度、高コントラストの映像で各種ゲームをプレイできるようになっている。面白い(便利な)のは、映像を縮小表示(24.5インチ・フルHD)できることで、見慣れた(?)画面サイズでのプレイも可能。切り替えは、リモコンの「入力切替」ボタンを長押しする。
縮小ハイリフレッシュモード時。画面が小さくなり、映像の周辺に黒フチがつく
映像は、広色域、DisplayHDR対応、分割駆動対応ということもあり、色鮮やかで黒も締まり、ピークも高くクリアなもの。ゲームだけでなく各種映像ソフトの視聴も楽しめそうだ。
なお、新年会ではGigaCrystaの3つのシリーズに展開し……という発表があったが、その後変更が入り、「GCF」と命名されたシリーズは「GCFX」(Xがついた)へと変更。ロゴも変わるということだ。
そのほか、発売されたばかりの新製品や参考展示品もあったので、簡潔に紹介したい。
まずは、2月の頭に発売されたばかりの「LCD-GDQ271RAB/RAW」。27インチ、WQHD(2560×1440)解像度のゲーミング液晶モニターで、320Hzの高速リフレッシュレートのサポートが特徴。前モデルから輝度も高くなっていて(400⇒500cd)、明るく、ブレの少ない映像が楽しめる。動きの速いシューティングゲーム(FPS)だけでなく、RPGのような凝った映像のゲームも楽しめそうだ。ちなみに、型番末尾のRAWは待望の白モデルで、ユーザーからの要望に応えてのラインナップになるという。シリーズ初の白モデルになるそう。
OSを搭載した液晶モニター「LCD-GDQ271JAWOS」も発表された。発売は4月上旬を予定していて、価格は¥79,750前後となる。特徴はやはりOS(LGのwebOS)を搭載していることで(いわゆるスマートモニター)、各種VODサービスも楽しめるほか、ノートパソコンとワイヤレス接続して(ミラキャスト)外部モニターとしても活用できるなど、ゲーム、ビジネス、Hub(USB-PD対応で、USB-C接続したデバイスへの給電もできる・PD65W)とマルチに使える製品。
1月に発売されたばかりのモバイルディスプレイ「LCD-YC163DX」(右が新製品)。16インチ、WUXGA解像度を持ち、DCI-P3を99%カバーする広色域で、明るい仕様(500cd)なので、写真の通り、色鮮やかで明るい画面で表示が見やすくなっている
2月に発売のこちらもモバイルディスプレイ「LCD-YC142HX」(写真右)。14インチ、フルHD解像度を持ち、とにかく特徴は軽いこと。左の前モデルと比べると圧倒的に軽く、持ち運びも楽ちん、という感じ
参考展示の、14インチデュアル画面のモバイルディスプレイ「LCD-YC1412DX」。見ての通り14インチのディスプレイ2面が、レノボのYOGAノートPCのように一つになっているのが特徴。14インチ画面2面をPCの外部ディスプレイ2・3として使うこともできるし、同じ映像を表示することもできるし、下の画面を消して(上の画面だけを表示させる)、ノートPCの画面の上に設置して、ノートPCの画面を上に拡張して使うこともできる。参考展示ながら発売も視野に入っているそうで、3~4月の発売を想定しているという。価格は6万円前後とか。
画面切り替えはモニター側から行なえる
上の画面を活かし、ノートPCの画面の上に載せる使いかたもできる