アメリカのオーディオブランドSonosから、複雑なオーディオ設置をシンプルで柔軟に、そして拡張可能にするマルチチャンネルストリーミングアンプ「Sonos Amp Multi」が発表された。

 システムインテグレーター/インストーラー(住宅向けシステム構築の専業者)との綿密な対話をもとに開発された製品で、Sonosならではの品質とシンプルな操作性を損なうことなく、より広く、洗練された住まいへとその体験を広げてくれるという。

 Sonos Amp Multiは8チャンネルパワーアンプで、チャンネルあたり125W(8Ω)の出力を備え、最大4つのゾーンを柔軟に設定可能。ユーザーの住まいやライフスタイルに寄り添ったシステム設計の提供ができるようになっている。

 すべての出力を任意のゾーンに割り当てることができ、ユニットを追加することでシステムの拡張も可能。多数のスピーカーを接続した場合でも安定性や音質を損なうことなく駆動し、各出力は最大3台のSonos Architecturalスピーカーをサポート、複数の部屋や空間にまたがる密度かつ効率的な設置を実現してくれる。

 ハードウェア面では、GaN電源アーキテクチャーと、クラスDのポストフィルターフィードバックを組み合わせた設計を採用。これにより、クリーンで制御されたサウンドを提供すると同時に、すべてのゾーンで熱効率を向上させている。ファンレスの静音動作を可能にし、時間の使用でも安定したパフォーマンスを維持できる。

入力端子は1系統で、マルチルーム再生やマルチドライブ用として使うイメージだ

「Sonos Amp Multi」の主な特長

●8Ω時にチャンネルあたり125Wのアンプ出力を8つ備え、最大24台のSonos Architecturalスピーカー(1チャンネルあたり3台)を駆動可能。最大4つの独立したゾーンにわたり、出力を任意の組み合わせで設定できる。複数台のSonos Amp Multiを組み合わせて導入も可能だ。

●高効率なGaN電源アーキテクチャーと、クラスDのポストフィルターフィードバック(PFFB)の組み合わせにより、すべてのゾーンにおいて高い精度、ダイナミックな制御、優れた熱効率を実現。

●新しい動式のサウンド最適化ツール「ProTune」により、10バンドのパラメトリックEQ、ゲイン、幅の制御、ディレイオフセットなど、各出力を細かく制御できる。これらのツールにより、設置条件が厳しい場合や部屋の形状に応じた最適化が可能となり、「Optimize Sonos Speakers」が、Sonos Architecturalスピーカー向けに詳細なDSPプロファイルを提供。

●1.5Uシャーシを採用。別売の2Uラックマウントと組み合わせることで、各ユニットの上下に通気スペースを確保できる。

●フラットな背面デザインと埋め込み型コネクターを採用し、ラックマウントをスライドさせながらユニットを直立させた状態で設置できる。設置に必要なネジは8本で、作業工程を迅速かつ予測しやすいものにしてくれる。

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