KEFジャパンは、1月28日(水)、東京・青山の「KEF Music Gallery」にて、季刊HiViの人気連載「Qobuzで愉しむハイレゾストリーミング」の記事を再現する特別イベントを開催した。

イベント会場になった南青山のKEF Music Gallery

イベントは建物の2階に位置するイベントスペースで行なわれた

KEFのハイグレードスピーカーで、HiViの好評連載記事を試聴体験

イベント講師は、前回に引き続き連載記事の執筆を担当している麻倉怜士さん。そしてQobuzを運営しているXandrie Japanの国内統括マネージャー祐成秀信さんのほか、季刊HiViの編集長、辻潔も登壇。Qobuzの魅力や楽しみ方を具体的に紹介しつつ、様々なジャンルの音楽作品が披露された。

今回で3回目となる本イベントでは、高音質音楽ストリーミングサービス「Qobuz(コバズ)」で楽しめる楽曲の中から、麻倉怜士さんが厳選したおすすめ音楽作品を、KEFのフラッグシップスピーカー「Blade Two Meta」で再生し、連載記事の内容を実際の音で体感するという趣向で行なわれた

Qobuzサービスの特徴

会の冒頭では、祐成さんからQobuzのサービスについて紹介が行なわれた。
Qobuzは、発祥地のフランスからサービスが開始され、現在、世界26カ国でサービスを展開している。
どこでも手軽に音楽を楽しみたい場合は定額聴き放題のストリーミングで楽しみ、長く聴き続けていたい楽曲はデジタル購入(ダウンロード)するなど、ストリーミングとデジタル購入を目的別に使い分けることができるという。
さらに「Qobuz Magazine」という世界各国から寄せられた独自のコラムやQobuz独自のアワード「Qobuzissime」、「Qobuz名盤」など、音楽をより深く楽しむためのコンテンツも充実しているとのことだ。

Qobuz Magazineついて説明する祐成さん。Qobuz Magazineに掲載されている多くの記事は、Qobuzに入会していなくても無料で読むことができるので、ぜひQobuz Magazineをより多くの方に音楽と共に楽しんでもらいたい

HiVi誌でQobuzについての連載をはじめたきっかけ

続いて辻から、「Qobuzで愉しむハイレゾストリーミング」の連載をHiViではじめたきっかけが次のように明かされた。
「HiVi誌では、オーディオ機器を試聴するコンテンツも大切にしていて、ここ数年で月額のストリーミングサービスが普及したが、どのサービスもオーディオ機器との連携が弱かった。そんな中、2024年10月にオーディオ機器との連携に強いと噂されていたQobuzのサービスが、日本でサービスを開始するにあたり、数ある素晴らしい音楽の中で何を聴くべきか、いい音で優れたおすすめ楽曲を、優れたキュレーター(目利き)である麻倉さんを通じて紹介したいという思いからこの連載がはじまった」(辻)

また、HiViでは、2025年の春号から秋号にかけて掲載されたQobuz特集をまとめ、大幅に加筆された「Qobuzのすべて 2025 Edition」を昨年の11月に発売している。

季刊「HiVi」の編集長、辻潔。後方には、本イベントで再生される音楽作品を紹介しているHiVi2026年冬号が写っている

連載記事で紹介されたQobuzの楽曲をハイグレードなオーディオシステムで楽しむ

Qobuzの楽曲を再生する前に、本日使用するオーディオシステムを麻倉さんが紹介。
スピーカーはKEFのハイエンドスピーカー「Blade Two Meta」。上位モデルの「Blade One Meta」
と同じ音響性能と象徴的なデザインをより小さなモデルで実現したモデル。
スピーカーの両サイドにドライバーが配置されているのが特徴的で、自然な音の広がりを楽しむことができるスピーカーだ。

KEFの「Blade Two Meta」。4つの165mmフォース・キャンセリング・ベース・ドライバーと独自開発のUni-Qドライバーを備えたフラグシップスピーカー。価格は税込3,410,000円(ペア)。カラーはカスタム・オーダーで自分だけのオリジナル・カラーのスピーカーが作れる。オーディオラックはAndante Largoの「Grand Series GT683」で、価格は税込1,705,000円。スピーカーケーブルはChord Companyの「SarumT Speaker Cable 2.5m」で、価格は税込935,000円。その他のケーブルもChord Companyブランドで統一。
※上記記載の「Grand Series GT683」の価格は税込1,782,000円、「SarumT Speaker Cable 2.5m」の価格は税込1,023,000円に2月21日から価格改定される予定

スピーカー紹介の後には、LINN Japanの山口社長が登壇し、社長自ら同社のネットワークプレーヤー「SELEKT DSMーEOA」を紹介。

LINNのネットワークプレーヤー「SELEKT DSMーEOA」。価格は税込3,575,000円

LINNが開発した音楽再生機器の歴史についても触れ、レコードプレーヤー「LP12」に続いて1974年にデビューしたLINN最初のスピーカー「ISOBARIK」には、KEF社のドライブユニットが搭載されていた。そして、スマートフォンなどの電子端末から音楽をデジタル再生する未来を見据えたネットワークプレーヤー「KLIMAX DS」を2007年に発売。ネットワークストリーミング再生の先駆けになったとのことだ。

LINN Japanの山口さん。LINNのネットワークプレーヤー「DSシリーズ」は、過去の製品も全てアップグレードすることで、現在のネットワーク環境でもストリーミング再生可能。長く安心して使えるプレーヤーだと山口さんは語る

イベントでは、HiVi誌2025年秋号と2026年冬号に掲載された連載記事「Qobuzで愉しむハイレゾストリーミング」のなかで紹介された楽曲から、麻倉さん、祐成さん、辻の3者がおすすめしたい楽曲を13曲厳選し再生。

楽曲について説明している麻倉さん。各楽曲の再生前には、本誌の記事では明かされなかった選曲にまつわる裏話もたくさん聞くことができて興味深かかった

1時間半のイベントではあったが、そしてHiVi連載企画を実際に音で体験することができ、参加者はとても満足した様子だった。
様々な切り口で楽しめるQobuzの魅力を体験できる「Qobuzで愉しむハイレゾストリーミング」の記事再現イベントは、今後も開催を検討中とのことだ。本記事を読んでQobuzに興味を持った読者には、ぜひQobuzのサービスを体験しつつ、またの機会を楽しみにしてほしい。

(Photo by Makoto Suzuki)

左からKEF JAPAN コマーシャル・ディレクターの友田さん、山口さん、祐成さん、麻倉さん、辻

再生した音楽作品リスト

1曲目|伊福部昭:怪獣大戦争<マーチ>/竹本泰蔵 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
2曲目|モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 第1楽章/クロエ・チュア(vn)シンガポール交響楽団
3曲目|Ray of Light(Sasha Twilo Mix Edit)/マドンナ
4曲目|Never Lost/Kokoroko
5曲目|ヨハン・シュトラウス:Wiener Blut、Walzer/トゥガン・ソヒエフ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
6曲目|Family Life/Neil Young
7曲目|フリッツ・クライスラー:愛の喜び/石上真由子(vn)/江崎萌子
8曲目|ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調/オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニー管弦楽団
9曲目|天までとどけ/松任谷由実
10曲目|Hejira (Live at the Santa Barbara County Bowl, September 9, 1979) (2025 Remaster)/Joni Mitchell
11曲目|野ばらのエチュード/松田聖子
12曲目|Maybe Psychic/maya ongaku
13曲目|ベルリオーズ:幻想交響曲 第4楽章<断頭台への行進>/クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団
※記載の音楽作品全てをQobuzで試聴・ダウンロード可能

Qobuzオフィシャルサイト

KEF MUSIC GALLERYオフィシャルサイト

イベントで使用されたスピーカー「Blade」のYouTube動画も併せてお楽しみください

オーディオ評論家 山本浩司氏が解説。長年の研究成果が究極のサウンドとして結実した、KEF ハイエンドスピーカー Bladeシリーズ徹底研究

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