イヤホン・ヘッドホンの専門店e☆イヤホンが主催するポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2025冬 秋葉原」が12月13日、14日の両日、恒例のベルサール秋葉原にて開催される。ここではニュース制作スタッフが気になった製品を紹介します(Webマーケティング)。

JBL
 今回も、1Fの正面右側にブースを構えているのがJBL。恒例の大きな「JBL」ロゴモニュメントに加え、完全ワイヤレスイヤホン「JBL Tour Pro 3」のこちらも巨大なモックを展示していた。製品展示については、秋の新製品内覧会で展示されていた新製品が続々と本発売を迎えており、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスヘッドホン、ゲーミング機器などを一堂に揃えていた。また、2Fにもブースを構えており、2正面作戦(?)を実施していた。スタンプラリーは2Fブースで押印なのでご注意を。

SHOKZ
 JBLの向い、入って一番目立つところにブースを張っていたのはSHOKZ。オープンイヤー型のパイオニアとも言える同社では、同型の製品を多数ラインナップしており、専用の什器(?)を用意して、展示・試聴体験を提供していた。ちなみに、ブースの入口には人気の「OPENDOTS ONE」の特大模型を展示していた。

人気のイヤーカフ型(オープンイヤータイプ)の「OPENDOTS ONE」

ソニー
 ソニーブースでは、ゲーミングブランド・INZONEの新製品(9月発売)、ワイヤレスヘッドホン「INZONE H9 II」と有線イヤホン「INZONE E9」をメインに展示。「WH-1000XM6」と同じドライバーを搭載することで、量感のあるサウンドで、ゲームプレイを彩ってくれるという。音楽聴取にも充分に使えるそうだ。有線タイプのE9は中高域の再現を強化しているそうで、定位感もよく索敵にも便利としている。

生産終了となったヘッドホン「MDR-Z1R」。試聴したいという来場者も多数みかけた

HUAWEI JAPAN
 ファーウェイでは、昨日クラウドファンディングのプロジェクトをスタートしたばかりの「HUAWEI FreeClip 2」をメインに展示。プロジェクト自体はわずか一日で1600人近い支援者を得、金額も3100万円を超え、見事達成していた。ブースではその製品をいち早く試聴できるということで、多くのファンが来場、その音色に聞き入っていた。ちなみに、今後カラバリ展開も予定という。

「HUAWEI FreeClip 2」。ケースへの収納方法も変更され、そのケースもよりコンパクトになった

 

JVCケンウッド
 JVCケンウッドでは、Victorブランドを全面に押し出し、11月に発売されたばかりの完全ワイヤレスイヤホン「WOOD master」をメインにブースを展開。Victorと言えば木の振動板を想起するが、本WOOD masterではハイブリッドタイプの振動板を新開発して搭載。原音に忠実でウォーミ―なサウンドが楽しめるそう。近年流行のパーソナライズ機能やノイキャン、空間オーディオ、K2テクノロジー、LDACコーデックのサポートなど、フィーチャーも多数備えている。価格は¥41,800(税込)。

ブース前面にはニッパー君

Bowers&Wilkins / Denon
 1Fの一番奥には、Bower&WilkinsとDenonの製品を一堂に集めてブースを展開。展示もスタイリッシュで、入口には冬コーデをまとったマネキンがお出迎え。ラインナップするワイヤレスヘッドホン、完全ワイヤレスイヤホンを揃え、試聴機会を提供していた。マクラーレンコラボモデルの展示もあり、ピアストリのサイン入りシャツも展示されていた。

入口には冬コーデをまとったマネキンがお出迎え

歴代のヘッドホンをカッコよく展示

マクラーレンとのコラボモデル

ピアストリのサイン入りシャツ

オーディオテクニカ
 オーディオテクニカは今回、半外(?)にブースを展開。完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ「ATH-TWX9 MK2」に加え、USB-C端子を備えた有線イヤホン「ATH-CK330NC」も人気を集めていた。有線タイプでマイクも備え、ノイキャン対応なこともあり、音楽を楽しむだけでなく、オンライン会議にも使えるなど――有線式なので、会議中に接続が切れてしまって……というハプニングが回避できる――時流に合わせた仕様に注目が集まっていた。壁面には、モニターヘッドホンMシリーズを展開していたが、意外(失礼)と人だかりができ、多くの来場者がそのサウンドをチェックしていた。