エミライから、FIIOのアクティブスピーカー「SP5」(市場予想価格¥129,800前後、ペア、税込)が登場した。ブラックが11月29日に発売され、ホワイトも後日発売予定とのこと。

 SP5は、5.25インチウーファーと1インチツイーターによる2ウェイ2スピーカー構成のアクティブデスクトップスピーカーだ。TI社製クラスDデジタルアンプ「TPA3116D2」を採用し、ウーファー用60W、ツイーター用20Wのマルチアンプによる4チャンネル独立出力により、音の厚みと解像感を両立したパワフルな再生が可能という。

 XLRバランス入力に加え、LDAC、aptX Adaptiveといった高品質Bluetoothコーデックに対応。10バンドPEQ(パラメトリックEQ)も備えており、用途や環境に合わせた柔軟な音作りが可能だ。アルミ鋳造キャビネットと曲面構造により不要な共振を抑制し、リスニングから音楽編集作業まで幅広く対応できるオールインワンモデルとなっている。

「SP5」の主なスペック

●再生周波数帯域:65Hz〜20kHz(標準モード)、50Hz〜20kHz(バスブースト+低域拡張)
●最大音圧レベル:104dB
●アンプ出力(L/Rそれぞれ):ウーファー用60W、ツイーター用20W
●対応サンプリングレート:最大96kHz/24ビット
●接続端子:アナログ入力(XLR、RCA、3.5mmステレオミニ)、USB Type-C
●対応Bluetoothコーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL、aptX HD、aptX Adaptive、LDAC
●寸法/質量:約W170✕H280✕D185mm(片側、脚部含む)/約6.01kg(メインユニット)、約5.94kg(サブユニット)