KEFジャパンは、エクストリーム・ホームシアターシリーズの新製品を2モデル発売した。KEFのプレミアムシリーズに採用されている先進技術を搭載し、あらゆる居住空間で没入感のあるサウンドを実現してくれる。
Ci5120QLM-THX ¥242,000(税込、1台)
Ci3120QLM-THX ¥198,000(税込、1台)
どちらも壁に埋め込んで使うインウォール用スピーカーで、目立たないデザインを採用する。塗装可能なマグネット式メタルグリルを備え、壁にシームレスに溶け込むはずだ。さらに、IP64認証を取得しており、防滴・防塵性能を備え、様々な環境に最適となっている。
両モデルとも、第12世代MAT搭載Uni-Qドライバーを搭載。ウーファーは100mm、ツイーターは19mmアルミニウムドーム型という構成だ。Uni-Qドライバーは点音源として機能し、より均一に音を分散させることで、部屋のどこにいても自然でディテイル再現に優れたサウンドを体験できる。
左が「Ci3120QLM-THX」で、右は「Ci5120QLM-THX」
第12世代Uni-Qドライバーは画期的な吸音技術のメタマテリアル吸収技術(MAT)も備えている。MATはきわめて複雑な迷路のような構造で、ツイーターの裏側から放射される不要な音の99%を吸収し、より鮮明でピュアなパフォーマンスを実現している。
さらにCi5120QLM-THXには4基、Ci3120QLM-THXには2基の特別設計120mmウーファーが搭載されている。このウーファーはロングスロー性能ときわめて低い歪み率を実現し、コンパクトサイズながら深みのあるクリアーな低音再生を可能にしている。
これらのユニットは、フレキシブル・デカップリング・シャーシに取り付けられている。このシャーシは不要なドライバーの振動を低減し、音への悪影響を排除するという。3ウェイシステム設計と最適化されたクロスオーバーネットワークにより、各ドライバーが特定の役割に最適に構成され、性能を新たな次元へと高めている。
型番からも分かる通り、今回の2モデルはTHX認証も取得している。さらにCi5120QLM-THXはTHX Ultra認定も取得済で、大きな空間での使用にも適している。Ci3120QLM-THXはTHX Select認定で、中規模の空間に最適とのことだ。