フジヤエービック主催の、イヤホン・ヘッドホン・各種ポータブル機器の一大展示会イベント「秋のヘッドフォン祭2025」が、11月1日(土)、恒例の「ステーションカンファレンス東京」で開催された。今回も、春に続いて5F、6Fの2フロアをフルに使ってのイベントとなり大盛況。ここではニュース制作スタッフが気になった製品をご紹介します。
HIFIMAN
HIFIMANのブースでは、今年発売された製品が一堂に並んでいた。
平面磁界駆動型ヘッドホンの「Edition XV」(写真左)と「HE600」(写真右)。価格は「Edition XV」が¥63,800(税込)、「HE600」が¥126,500(税込)
「HE600」は、2012年に発売されたフラッグシップモデル「HE6」の後継モデル。振動板やマグネット、ヘッドバンドに最新技術を投入してアップグレードしたモデルとのこと
ウィンドウシェード型のグリルを取り除いたUnveiled型設計の「ANANDA UNVEILED」(写真左)とスタジオヘッドホンの「AUDIVINA LE」(写真右)。価格は「ANANDA UNVEILED」が¥86,900(税込)、「AUDIVINA LE」が¥63,800(税込)
マス工房
マス工房のブースでは、最新のヘッドホンアンプ「model 485」を出展。その他、同社が扱うヘッドホンアンプの試聴ができた。
「model 485」。価格は¥880,000(税込)。マス工房の製品はすべて同社代表の増田雅則氏が自ら設計・製作している
「model 433」。価格は¥37,000(税込)「model 433」はオーディオテクニカのブースでも試聴することができた
オーディオテクニカ
オーディオテクニカのブースでは、10月31日に発売したばかりの開放型ヘッドホン「ATH-ADX7000」を試聴することができた。
「ATH-ADX7000」。新開発の「HXDT(High-Concentricity X Dynamic Transducer)」を採用し、設計から製造、組み込みまでを同社が一貫して行うことで製造精度を向上。信号の正確な伝達と音の高い再現性を可能にし、開放型の極限を目指したヘッドホンとのこと。価格は¥558,000(税込)。
「ATH-ADX7000」の試聴ブース。再生環境はレコードやストリーミング再生まで用意。さらに試聴ブース毎に異なるヘッドホンアンプを用意していた。アナログレコードの試聴ブースでは、弊社ステレオサウンド社の音楽ソフト「MIXER’S LAB SOUND SERIES Vol.4」の楽曲で「ATH-ADX7000」を試聴することができた。ターンテーブルはオーディオテクニカの「AT-LPA2」¥330,000(税込)。カートリッジも同社の「AT-OC9XEN」¥49,500(税込)。ヘッドホンアンプはマス工房の「model 433」という組合せ