アユートから、IEMブランド・Maestraudio（マエストローディオ）の小型軽量IEMの新製品として、現行「MAPro1000」をモニターライクにブラッシュアップした「MAPro1000 II」が、11月1日に発売される。価格は￥13,200（税込）。
MAPro1000 IIは、小型軽量で軽快な装着感と広いサウンドステージを両立したMAPro1000を、モニターイヤホンとしてさらにブラッシュアップしたアップデートモデル。Go deeper intoMusic.をスローガンとして、ジャンルを問わずソースの違いを見通せる「使える基準機」を目的に改良が行なわれた。
装着時には、イヤーピースだけで（本体を）支えず、筐体形状で耳に対し固定することで、耳道の負担を軽減でき、快適なフィッティングと遮音性向上を同時に実現。ユニットには、ニュートラルなサウンドと深い低域再生を実現する10mm径グラフェンコートダイナミックドライバーと、独自技術の5.8mm径パッシブ型セラミックコートツｨーター「RST」のハイブリッド構成により、小型筐体では難しい広い空間表現を実現。広いサウンドステージと、動いてもズレにくく長時間の使用でも耳の負担が少なく疲れにくいため、音楽やゲーム、映画、VR空間などあらゆるコンテンツで没入感を高めてくれるという。
また、内部配線を銀入り半田に刷新したことで、微小信号の伝送がよりスムーズになり、音の立ち上がりの俊敏さや高域の伸び、細部のニュアンス再現性が一段と向上したという、その結果、空間の奥行や残響の余韻まで気持ちよく追える、よりモニターライクでフラットなサウンド特性を実現した、としている。。
ケーブルの脱着も可能で、MMCXコネクター部には特殊形状の接点補正ワッシャーを新採用し、信頼性を向上。コネクターカバーも左右判別がしやすい新タイプとしている。ケーブルは高伝導な4芯 OFCリッツケーブルを採用し、被膜には取り回しやすい柔らかさを備えた仕様に。
イヤーピースは、適度な硬度のシリコン製「iSep02」に加えて、音の変化を楽しめるサラウンドイヤーピース「iReep01」、キャリングポーチを付属する。
製品の主な特徴
1 「使える基準機」として前モデルからブラッシュアップを行ないアップデートしたモニターイヤホン
2 筐体形状で耳に固定し軽快な装着感と遮音性を実現する小型軽量ハウジング
3 10mmグラフェンコートダイナミックドライバーと5.8mmRSTによるハイブリッド構成
4 内部配線を銀入り半田に刷新し音の細部のニュアンスが向上
5 MMCXコネクター部に特殊形状の接点補正ワッシャー採用で信頼性向上
6 左右の判別をしやすいケーブルコネクターカバーに変更（右=赤、左=青）
7 取り回しやすい被膜の高伝導4芯OFCリッツケーブル採用
8 適度なシリコン硬度のイヤーピース「iSep02」とサラウンドイヤーピース「iReep01」付属
9 持ち運びに便利なオリジナルキャリングポーチ付属
製品の主な仕様
品名：MAPro1000 IIカラー Frost Mint / Shadow Crown
形状：モニターイヤホン型
ドライバー：ハイブリッド型／10mm径グラフェンコートダイナミックドライバー／5.8mm径 RST（ Reactive SympatheticTweeter）
ドライバー数：1DD＋1RST / 2ドライバー（片側）
形式：密閉型
周波数応答範囲：20Hz～40kHz
入力感度：111 dB SPL/mW
インピーダンス：22Ω
ケーブル：4芯OFCリッツケーブル（約120cm）
コネクター：MMCX（接点補正ワッシャー）
プラグ：3.5mm3極L字モールド
付属品：iSep02シリコンイヤーピース4ペア（S/MS/M/L）、iReep01シリコンイヤーピース4ペア（S/MS/M/L）、キャリングポーチ