戦後純文学の俊英・山川方夫の遺作となった傑作短編小説の初映画化作品であり、愛と孤独の狭間で彷徨う人間の本性を詩情豊かに描いた『愛のごとく』

 主人公ハヤオ役を演じたのは、ドラマ『VIVANT』『恋をするなら二度目が上等』などで注目を浴び、本作が自身初の映画主演作となる古屋呂敏。またハヤオの元恋人イズミ役には初監督作『わたしの頭はいつもうるさい』で第18回田辺・弁慶映画祭の俳優賞を獲得した宮森玲実が抜擢された他、山崎真実、吉岡睦雄、芳本美代子、東ちづるら実力派が映画を彩る。

 監督は『卍』『痴人の愛』と純文学作品の映画化が高く評価された井土紀州。脚本家・小谷香織との3度目のタッグで1964年に発表された原作小説を、令和を生きる人々の心に響く官能の物語として甦らせた。

 2026年1月23日(金)池袋・新文芸坐で1週間限定公開後、全国順次公開される映画『愛のごとく』。このたび、映画の本ポスタービジュアルと特報動画、池袋・新文芸坐での公開初日舞台挨拶が情報解禁された。

 本ポスタービジュアルは、寄り添いながらも決して視線は交わらないハヤオ・イズミの姿が映し出され、愛の本質ともいえる“孤独”を感じさせるビジュアルに。一方、今回が初の本編映像解禁となる特報動画では、小説家としてデビューするも現在はライターとして働くハヤオの仕事道具・音声レコーダーでの取材ごっこという“束の間の戯れ”で笑い合う二人の光景が描かれ、孤独だけでは片付けられない様々な顔を持つ“愛”そのものというべき本作の魅力が垣間見られる。

 そして決定された池袋・新文芸坐での公開初日舞台挨拶では、古屋呂敏、宮森玲実、井土紀州監督が登壇予定であり、来年・2026年1月23日からの劇場公開がより待ち遠しくなる“最速”決定となった。

《映画『愛のごとく』池袋・新文芸坐 公開初日舞台挨拶》
【2026年1月23日(金)上映回】

《登壇者》
古屋呂敏(ハヤオ役)、宮森玲実(イズミ役)、井土紀州監督

※座席チケットは池袋・新文芸坐の公式HPまたは劇場窓口にて、上映当日の1週間前より販売いたします(公式HPは0時00分、劇場窓口は9時00分より販売)
※2026年1月23日(金)上映回は前売券をご使用できません。予めご了承くださいませ。
※劇場・登壇者のご都合により、イベントが中止となる場合がございます。
※イベント詳細は池袋・新文芸坐の公式HPよりご確認くださいませ。

映画『愛のごとく』

2026年1月23日(金)池袋・新文芸坐で1週間限定公開後、全国順次公開!

●あらすじ
青春の行き止まり。女は忘れものを探し、男は捨てたはずの夢を拾う。

小説家としてデビューするが今はライターとして生きる男ハヤオ(古屋呂敏)は、ある夜、SMに耽る夫婦の姿を垣間見る。夫に束縛される妻がこちらを見てほほ笑むその光景は、背徳と快楽、そして失われた情念の象徴として、ハヤオの心に深く刻まれる。

そんな中、大学時代の恩師の死をきっかけに元恋人イズミ(宮森玲実)と8年ぶりに再会する。現実と記憶、幻想が交錯する中、彼の心は静かに揺らぎ始め、イズミとの関係に再び引き寄せられていく。

愛とは、幸福とは、人生とは。官能と純文学が織り成す、喪失と再生の物語。

●キャスト
古屋呂敏 宮森玲実
蒼田太志朗 窪田翔 たなかさと 山崎真実 吉岡睦雄 佐藤真澄 芳本美代子 東ちづる

●スタッフ
監督:井土紀州 脚本:小谷香織
企画:利倉亮、郷龍二 プロデューサー:竹内宏子 ラインプロデューサー:森川圭 撮影:中澤正行 録音:山田幸治 美術:成田大喜 編集:蛭田智子 音楽:高橋宏治 助監督:東盛直道 制作:牧野信吾 ヘアメイク:石山美子 衣裳:藤田賢美 
インティマシー・シーン監修:佐倉萌 ポスター写真:三宅英文 スチール:今優介
キャスティング協力:関根浩一 営業統括:堤亜希彦  制作:レジェンド・ピクチャーズ 配給・宣伝:Cinemago
2026/日本/DCP/100分/カラー/ステレオ/16:9/R15+
(C)2026「愛のごとく」製作委員会

https://www.legendpictures.co.jp/movie/ainogotoku/

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