G508 ソウルノート
先ごろ、「1シリーズ バージョン2」のラインナップを発表したソウルノートでは、それらの機器を使ったデモを実施、毎回整理券が必要なほどの人気を集めていた。今回取材陣がお邪魔した時は、小原由夫さんによるデモが行われており、光カートリッジ専用フォノイコライザー「E-3」を使ったアナログレコードの音を体験することができた。
レコードプレーヤーのVARTERE「SG-1PKG CL」に光カートリッジを取り付け、その信号を光カートリッジ専用フォノイコライザー「E-3」に送っている。
「E-3」は光カートリッジ給電用の信号線を分離したフォノケーブルにも対応している。デモではそのケーブルを使い、さらにXLRバランス音声出力をプリアンプの「P-3」に送っていた
イベントでの主な再生機器。手前がプリアンプの「P-3」とパワーアンプ「M-3」。後ろのラックには「1シリーズ バージョン2」も並ぶ。
G510 ディーアンドエムホールディングス(マランツ)
ディーアンドエムホールディングスは、ガラス棟510ブースで、マランツ製品を中心にした試聴会を実施していた。同社のフラッグシップモデルとなるSACD/CDプレーヤー「SACD 10」、ネットワークプレーヤー「LINK 10n」、プリメインアンプ「MODEL 10」(2台駆動)といった機器が並び、これらでBowers & Wilkins(B&W)「801 D4 Signature」をドライブするというひじょうに贅沢な内容になっていた。
9月末に発売されたDALIのコンパクトスピーカー「KUPID」(¥57,200、ペア、税込)も展示されていた。
こちらはB&Wの「707 S3」。9月末には本機をベースにしたスペシャルエディションの「707 Prestige Edition」も発売されており、小型ブックシェルフのリファレンスとなるモデルだ。
G602 エソテリック
エソテリックでは、Grandiosoシリーズの新製品に加え、クリプシュの「Jubilee」「Cornwall IV」やタンノイ「Stirling III LZ Special Edition」といったスピーカーが並んでおり、それらの音を迫力充分に楽しめるようになっていた。
クリプシュHeritageシリーズのフラッグシップモデル「Jubilee」(¥9,900,000、ペア、税込)。高域は7インチコンプレッションドライバー+ホーンで、低域は12インチウーファーを2機搭載する。
10月に発売された、ディスクリートDAC、ネットワーク・エンジンを搭載した一体型ネットワークプレーヤー/DAC「Grandioso N1」(¥3,960,000、税込)。隣にはDAC非搭載のネットワークトランスポート「Grandioso N1T」(¥2,970,000、税込)も置かれていた
今年12月に50台限定で発売される、SACD/CDプレーヤー「K-01XD SE Black Edition」(¥2,343,000、税込)の展示もあり。