TVS REGZAは、4K液晶レグザの新製品2シリーズ13モデルを10月3日から順次発売する。そのラインナップと市場想定価格(税込)は以下の通り。

●E6シリーズ
100E670R ¥660,000前後(10月10日発売)
85E670R ¥374,000前後(10月10日発売)
75E670R ¥264,000前後(10月3日発売)
65E670R ¥220,000前後(10月3日発売)
55E670R ¥176,000前後(10月3日発売)
50E670R ¥143,000前後(10月3日発売)
43E670R ¥132,000前後(10月3日発売)

●E3シリーズ
85E350R ¥275,000前後(10月10日発売)
75E350R ¥198,000前後(10月10日発売)
65E350R ¥143,000前後(10月10日発売)
55E350R ¥110,000前後(10月10日発売)
50E350R ¥99,000前後(10月10日発売)
43E350R ¥88,000前後(10月10日発売)

「85E670R」

 どちらのシリーズも、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載。高度なダイナミックガンマ制御が液晶パネルの実力を存分に引き出し、臨場感あふれる映像を再現する。搭載している液晶パネルはすべて4K解像度で、E6シリーズは新開発全面直下型高輝度LEDタイプを、E3シリーズは新開発の全面直下型LEDタイプを採用している。

 ネット動画ビューティ機能も搭載し、動画配信などの特性に合わせた高画質処理を行うことで、コントラスト・精細感をアップ。美しい映像を再現してくれる。

 さらにE6シリーズは、地上デジタル放送で画面のエリアごとに現れる各種のノイズを低減し、高精細な映像を再現する地デジAIビューティも搭載。文字まわりのノイズや動きのある映像で発生する動きボケを抑えて、クリアーな映像を描き出す。

 音質関連では、E6シリーズはレグザAI快適リスニングにも搭載した。これはAIでコンテンツの音声成分を認識して、音声と環境音のバランスを調整できるもの。コンテンツの環境音などを低減し、人の声を聞きやすく調整できる。またスポーツなどで、解説者の音を抑え、歓声を強調するなど、好みに合わせた演出も可能だ。

「43E350R」

 スピーカーシステムは、E6シリーズは重低音立体音響システムZを搭載。実用最大出力60Wのマルチアンプでメインスピーカーやトップスピーカー、重低音バズーカを駆動し、迫力ある重低音とクリアーな音声を再現する。E3シリーズはレグザパワーオーディオシステム搭載で、フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーが低音から高音までバランスの良い迫力のあるサウンドを再現する。

 またE6シリーズはレグザ AIボイスナビゲーターを搭載し、ボイス機能で見たい番組を検索する際に、生成AIを活用して対話しながら検索ができる。番組のタイトルがわからない場合でも内容の文脈やニュアンスを理解し、「最近話題のドラマ」といった抽象的な言葉に対してもトレンドやユーザーの好みにあったおすすめのコンテンツを放送・ネット動画を横断して表示してくれる。

 さらに接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能も搭載された。表示遅延時間は約0.83msecを実現しており、格闘ゲームなども美しい映像でレスポンスのよいゲームプレイが楽しめるそうだ。

 また同社は、2026年6月11日から開催される「FIFAワールドカップ2026」の公式テレビスポンサーに就任した。前回の「FIFAワールドカップカタール2022」大会に続き、2大会連続でのスポンサー就任となる。

 レグザでは、臨場感あふれる高画質映像と高音質、そして幅広い大画面ラインアップを通じて、FIFAワールドカップの熱気と感動を家庭に届けていくとのことだ。