「ジブリのなりきり名場面展」に新たに登場する『君たちはどう生きるか』の名場面(イメージ)© 2023 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli

 ジブリパークは、今年11月1日(土)に2022年の開園から満3年を迎える。このタイミングで、新たなにふたつの展示を追加することが発表された。

(1)ジブリの大倉庫「ジブリのなりきり名場面展」が12月17日にリニューアル

 ジブリの大倉庫で開園時から開催されている「ジブリのなりきり名場面展」は、スタジオジブリ作品のキャラクターになりきって、さまざまな名シーンに入り込める体験型の企画展示だ。記念写真の撮影もできるとあって、平日にも多くのファンが長蛇の列を作る人気展示となっている。

 今冬に開園後初となるリニューアルを実施し、14コーナーの展示のうち、半分の7 コーナーが入れ替わることになった。新たに登場する『君たちはどう生きるか』のコーナーでは、主人公・眞人(まひと)になりきって、ヒミとともに大叔父と向かい合う場面に入り込むことができる。

「ジブリのなりきり名場面展」の『千と千尋の神隠し』のコーナー© 2001 Hayao Miyazaki/ Studio Ghibli ,NDDTM

●新登場の展示
『On Your Mark』『ホーホケキョ となりの山田くん』『ギブリーズ episode2』『君たちはどう生きるか』

●別の名場面に変更される展示(現在の展示内容は12月1日まで)
『おもひでぽろぽろ』『紅の豚』『かぐや姫の物語』

●12 月17 日(水)以降も体験できる展示
『天空の城ラピュタ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』『コクリコ坂から』

※12月2日(火)〜16日(火)は、メンテナンス作業等により休園。「ジブリのなりきり名場面展」の観覧にはジブリの大倉庫に入場できるチケットが必要です。

(2)『紅の豚』に登場の飛行艇「サボイア S-21」を11月1日よりロタンダ 風ヶ丘で展示

「サボイア S-21」(『ジブリの立体造型物展』での展示風景)© 1992 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli,NN

 また、愛・地球博記念公園 北口広場にあるカフェテラスのロタンダ 風ヶ丘では、11月1日(土)より、『紅の豚』に登場する飛行艇「サボイア S-21」を展示する。それに伴い、ロタンダ 風ヶ丘は「サボイア S-21」のイメージに合わせたナポリタンなどのメニューを楽しめるカフェテリアとして新装オープンするとのことだ。

 木製アート作品である「サボイア S-21」は、東京で9月23日まで開かれていた「ジブリの立体造型物展」で展示されていた。立体造型物展の終了によりロタンダ 風ヶ丘に移し、新たに展示されることになったそうだ。

※ロタンダ 風ヶ丘は9月26日〜10月31日の期間、リニューアル工事のため、休業になります。リニューアル後のメニューは後日、ジブリパークウェブサイトで発表されます。

ジブリパーク 施設概要

●所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙 1533-1 愛・地球博記念公園内
●営業時間:平日 10:00〜17:00、土・日・休 9:00〜17:00※10月31日のもののけの里と魔女の谷の営業時間は10:00〜19:00
●休園日:火曜(休日の場合は翌平日)のほか、メンテナンス休園(12月2日〜16日)、年末年始(2025年12月29日〜2026年1月3日)
●チケット:予約制、入場2ヵ月前の10日14:00発売
© Studio Ghibli