去る7月、東京・渋谷のPARCO劇場で「PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025」「EPAD Re LIVE THEATER in PARCO」が開催された。劇場で上演された舞台作品を、8Kカメラでワンショット収録(舞台全体を捉えた画角に固定)し、それを劇場のスクリーンで上映するというものだ。今回麻倉さんは、東京サンシャインボーイズ復活公演として話題を集めた『蒙古が襲来』の上映をチェック。観劇後に、株式会社パルコ 演劇事業部の佐藤 玄さんと、舞台芸術の8K収録や上映の監修・コーディネートを担当しているOCTUS Labsの清藤 寧さんに、上映の概要についてお話をうかがった。(StereoSound ONLINE)
麻倉 今日はたいへん面白い上映を見せていただきありがとうございました。私はPARCO劇場での上映会にうかがうのは2回目で、前回は2023年に三谷幸喜さん作・演出の『笑の大学』を拝見しました。
その時も今回も感じたのが、収録映像の “上映” なんだけど、これだけ高精細で、かつ等身大の映像サイズなら、まさに目の前で “上演” されているような体験ができるということでした。
今回の映像は8K収録した素材を、4Kプロジェクターで上映しているとのことですが、カット割りやズーミングといった処理を一切していない、ロングショットによる映像で、俳優も等身大でしたし、リアルな舞台観劇に限りなく近い臨場感でした。
佐藤 ありがとうございます。
清藤 最初は演劇ファンの皆さんは映像で見るということがなかなか馴染めなかったようでしたが、実際に鑑賞してくれた方から、意外にいいじゃん、といった感想をいただいています。特に、チケットが取れずに舞台をご覧いただけなかったお客様には、これだけの臨場感で体験できてよかったと言っていただきました。
麻倉 どれも人気が高い演目ですから、上演チケットが取れなかったファンは多いでしょうね。ラインナップはどうやって決めたのでしょう?
清藤 「PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025」と「EPAD Re LIVE THEATER in PARCO」はそれぞれ主催と狙いが異なりますので、ラインナップも違っています。パルコさんとしては、基本的に自分たちで作られた作品を上映して、新しいビジネスの形を模索しているという側面もあるのではないでしょうか。
EPAD(ETERNALPERFORMING ARTS ARCHIVES AND DIGITAL THEATRE)は演劇業界全体の取り組みで、全国の自治体による公立のホールでの収録も多く含まれています。聞いている話では、このような上映への取り組みがうまくいったら、人気公演を映像化して地方の劇場で上映して見てもらう、東京まで演劇を見に来られない人にも楽しんでもらいたいと言った展開も考えているようです。
今回麻倉さんが試聴した際のチケット。なんと1日で2ステージを体験しています
麻倉 演劇鑑賞の新しいあり方として、いい提案だと思います。実際に臨場感も充分でしたし、何よりびっくりしたのは立体感が再現できていたことでした。もちろん舞台セットが、遠近感を演出するように設計されているのもあるでしょうが、映像の精細感がひじょうに高いので、登場人物がちゃんと浮き上がってきて、群像劇なのにひとりひとりが存在感を持っていました。
新しい演劇の広がり方というか、こういう舞台の見方もあるんだということを感じました。そもそも舞台を8Kで収録、上映しようと考えたきっかけは何だったのでしょう?
佐藤 弊社では2000年初頭に、舞台を見られなかった人に対してDVDやブルーレイを発売しようと考えました。舞台は一回きりの芸術なので、それをアーカイブとして未来に残したいという思いがありました。もちろんWOWOWさんやNHKさんで舞台作品は放送されていますが、放送では編集されてしまうので、舞台そのものの空気を伝えるのは難しいと感じることもあったんです。
しかし今回のようにワンショットで撮影してそのまま上映すれば、お客様に自由な視点で見ていだけます。また8Kの高解像度であれば、たとえば舞台上の小道具はこうだったんだといった詳細な情報まですべて鮮明に残りますので、アーカイブにも最適です。まずは記録として未来に残していきたいという思いがあり、さらに弊社はPARCO劇場を持っていますから、自社でプロデュースした作品をそこで上映できたらいいよね、ということになりました。
三谷さんには、今回も前回もPARCO劇場での8K定点収録映像の上映をご覧いただきましたが、“これは演劇体験の新しい形になるような気がする” と喜んでいただけました。アフタートークの中で舞台作品は生で見てもらうのが一番だと思っているけど、今回のように、8K高画質で収録した舞台映像を、劇場空間で再現する試みは、まるで舞台で見ているかのような没入感があっていいですよね、という感想をいただきました。
他の演出家の方もそうでしたし、出演された方は舞台の中にいる自分や、舞台上にいない共演者と向き合えるという今までできなかった体験や、舞台スタッフも照明や小道具まで舞台全体が記録として残ると言って、とても好評です。
麻倉 演出家は、主役がこう動いた時に、舞台全体はどうあるべきかを考えているわけですから、編集で主役の映像だけを切り抜かれるのは困りますよね。でもこのやり方なら、上演と同じような体験ができるわけで、そこが重要です。映像もSDとか720pでは大画面に投写するとどこかがボケてしまったけれど、4K/8Kなら生々しさまで感じられるでしょう。
佐藤 まさに舞台の疑似体験ができるのですが、なかなか言葉で説明するのが難しいですよね(笑)。一度見てもらえると、皆さん喜んでくれるんですが……。
麻倉 その意味でも、PARCO劇場で上映されているのはいいことですね。客席からは演劇用の舞台を見ているわけで、そこに等身大の役者が再現されていると、舞台そのものを見ている気分になります。
佐藤 今回の『蒙古が襲来』は沖縄・那覇文化芸術劇場なはーとでの収録映像でしたが、基本的にはPARCO劇場で撮影した作品が多いですね。
麻倉 ところで、舞台全体を8Kのワンショットで撮影するというのは、パルコからの提案だったんですか?
清藤 いえ、当初はパルコさんとEPADのそれぞれが独自で取り組んでいた企画でした。8K撮影という発想は、画質が良いということから自然発生的にでてきたのだと思います。僕自身は、8K周りのコーディネートをしてもらえないかというお話をいただいて参加した次第です。
麻倉 清藤さんは元々NHKで8K放送の立ち上げや利活用にも関わっていた経歴をお持ちですから、まさにうってつけですね。
清藤 僕自身もNHKを離れたタイミングでしたので、今回は裏方としてパルコさんやEPADの8Kへの取り組みを技術面でサポートする形で関わらせてもらっています。
麻倉 佐藤さんは8Kで舞台を撮影することに対して、どんな可能性を感じていたんでしょうか?
佐藤 実はあの頃は、8K映像をちゃんと見たことはなかったんです。ただ当時はコロナ禍ということもあって、こういった取り組みに補助金も出ていました。そこで、高画質映像をアーカイブとして残せるんだったら、8K撮影に取り組もうということで、『笑の大学』で試してみることにしました。
清藤 『笑の大学』は2023年3月に8Kで収録して、7月にPARCO劇場で上映会を開催しています。佐藤さんにはそのタイミングで、初めてこのサイズでの映像をご覧いただいたんです。
佐藤 その時は、画面から奥行きを感じたのが驚きで、没入感がすごかったですね。マスターモニターだと綺麗さが先に立つのでしょうが、このサイズになると奥行きも伝えられるんだって感動しました。
これならお客さんも最初はともかく、途中で上映だということを忘れて見てくれると思ったんです。その時はスタッフや関係者も一緒に見たのですが、みんなびっくりしていました。
麻倉 それくらいの手応えがあったと。
佐藤 そうですね。ただし、『笑の大学』は閉鎖空間での限られた動きだから違和感もなかったけど、場面が広がった時にどうなるのかとか、色々思うところはありました。また、撮影時にフォーカスの焦点をどこに合わせるかについても悩みましたね。
麻倉 『蒙古が襲来』のセットも舞台の左右に小屋があって、その間から海が見えるといった構図で、奥行きを演出していました。特に上映では、遠近法のマジックを生の演技以上に感じました。
佐藤 ありがとうございます。焦点が定まっているからこそ、そういった効果があるのかもしれません。
清藤 技術的な観点から申し上げますと、定点カメラで、固定アングルで撮るのは予想以上に難しいんです。普通のテレビ番組ではカットごとに焦点を合わせるので、全部のカットで焦点が合っていますが、固定アングルではカメラを動かせないので、どこにフォーカスのポイントを置くかという事前の設定がけっこうたいへんなんです。
麻倉 カメラは一度セットしたらアングルだけじゃなく、フォーカスもいじらないんですね。そりゃ、確かに難しい。被写界深度は深いほうがいいから、カメラとしては絞りを閉じて撮影したいけど、そうすると明るさが必要で、でも舞台を極端に明るくすることはできない。
清藤 8Kカメラを置いてそのまま撮るだけでしょ、と思っている人もいるんですが、舞台がスタートしたら一切カメラをいじれないので、逆に最初の計算が重要なんです。舞台照明についても事前に全編通して見せていただいて、どこまで絞りを開けるかなど考えておかなくてはいけません。
東京サンシャインボーイズ公演 三谷幸喜作演出「蒙古が襲来」PARCO劇場 舞台写真=細野晋司
麻倉 アーカイブという意味で、舞台全体をくまなく捉えなくてはいけないから、そのための準備が大切なんですね。ところで、撮影機材は何を使っているんでしょうか?
佐藤 『蒙古が襲来』はWOWOWさんによる収録で、8Kカメラはソニーの「VENICE2」を使っていただいています。放送用の収録に併せて、センター位置にVENIOCE2を置いて撮影しています。
麻倉 今日の上映では、セリフの明瞭度がちょっと低い気がしました。録音時にステージの残響が含まれていて、なおかつ再生時にも劇場の響きが加わってしまうので、少しぼやけた感じになったのかもしれません。
佐藤 収録時には、出演者にワイヤレスマイクを付けてもらってセリフをそれぞれ収録し、アーカイブ用として比較的フラットにミックスしています。上映用という意味では、もう少しセリフをタイトにする必要があるかもしれません。
また今回は映像がリア投写なので、スクリーンを舞台の前側に設置してあります。さらにテストを兼ねて、新しいスピーカーをスクリーン裏に設置しました。ただ、PARCO劇場のスクリーンは映画館用のスクリーンではないので、音の透過率が低いんです。そのため音が少し聞き取りにくかったのかもしれません。
清藤 上映用と舞台演劇用では、音の作り方が根本的に違います。舞台用はステム(個別の音要素)でパートごとに音を作って、リアルタイムでミックスを行いますが、映像上映用の音のアプローチは異なりますので、そこをどう収斂させていくのかも今後の課題のひとつでしょう。そこではスピーカーごとの時間軸の管理が重要になるのではないかと考えています。
麻倉 さて、パルコとしてのアーカイブ作品も増えているわけでが、今回上映された5作品はその中から選んだお薦めタイトルなのでしょうか?
佐藤 アーカイブとしては他にも数作品ありますが、使用楽曲の許諾などもあって、今回はこれらの作品上映に落ち着きました。
麻倉 ということは、許諾が取れれば別の作品も上映可能ということですね。そうなると、この世界をさらに広げていって、生の演劇+アーカイブ上映というエコシステムを構築していくこともできそうです。
佐藤 現時点ではまだマネタイズとしてのビジネス化は難しいですが、実験的に僕がプロデュースした作品で進めている段階です(笑)。
麻倉 でも、今回もそれなりにお客さんが入っていましたよね。確かに3000円で、話題の舞台がこの臨場感で楽しめるというのはお得です。
佐藤 先ほどお話に出た音響とスクリーンなどの見せ方、上映方法を工夫していけば、映像ももっと大きく、クリアーにしていけると思っています。
ただし、まずは作品を収録しておかないと始まらないじゃないですか。それもあって、とにかくアーカイブをしておきたいのですが、作品によっては収録も許されなかったり、上映の許諾が取れないこともあります。今後はそのあたりをどうしていくかが課題です。
麻倉 そういう課題はありますが、基本的にはこの試みは成功しつつあるとお考えですか?
佐藤 徐々に認識は進んでいるようですが、まだまだ口コミなどで広がっていかないと、広く認知してもらうのは難しいかなという印象はあります。
清藤 最初に劇場まで足を運んでもらうのが難しいですよね。一度見てもらう、体験してもらうと、間違いなくよさを分かってもらえるのですが。
佐藤 体験者を増やすためにも、映画館でロングラン上映してくれるところが増えてくるといいですね。
麻倉 地方の映画館で上映できれば、東京に来られない演劇ファンは喜ぶと思います。
清藤 PARCO劇場や愛媛の坊ちゃん劇場で収録した作品を、イオンシネマで上映するといった取り組みもスタートしています。ただ、シルバースクリーンでは画面が明るくなりすぎるようですし、セリフの再現などで映画館の音響システムをどう使いこなすかのすり合わせも必要だと感じています。
佐藤 例えば、ロンドンのナショナル・シアター・ライブが東京の劇場で観られて嬉しいじゃないですか。それと同じで、地方在住の人が地元の映画館で観たかった作品が楽しめたらいいですよね。
麻倉 そもそも劇場の定員が決まっているわけだし、最近はプラチナチケットも増えていますから、演劇を体験できる場を増やすことは重要だと思います。
佐藤 話は変わりますが、「志の輔らくご」もアーカイブとして8Kで収録してあるのですが、志の輔師匠としては、演者が一人座って、ずっと喋っている映像が、上映として成立するのか、確認したいという話をいただきました。先日清藤さんにもお付き合いいただきテストしました。
笑い声が収録されているとそれにつられてお客様が笑わないといけない気持ちになってしまうから、笑い声を消して上映できないかともおっしゃっていました。これはご自分の芸に自信があるからこそでしょうが、次は、お客さんなしで撮ってみようともおっしゃってくださったんです。
”できれば『志の輔らくご』をそのままを見て笑って欲しい” という師匠の思いもかなえられる手段として、高画質で定点収録し、アーカイブとして残して、それを後世の人も楽しめるようになったらスゴイことだと思うんです。
麻倉 先ほど拝見した『蒙古が襲来』でも、笑い声が入っていたのが少し不自然でした。あれがなければ、より生の演劇を見ている印象に近づくでしょう。
佐藤 どうしても収録マイクにお客様の笑い声が入っちゃいますが、それを消してしまう方が良いのかはわからないので、なかなかトライできていないんです。お客様の反応がないと舞台らしくないという意見もありますから、そこについては公演関係者との相談も必要でしょう。
清藤 収録の仕方とかマスタリングで、拍手や笑い声を抑えることもできるかもしれませんね。
佐藤 中途半端にお客様の笑い声が入るのであれば、ちゃんと聴かせた方がいいと思っていましたが、そういう考え方もあるんですね。
清藤 舞台を記録するという立場からは、拍手や笑い声までまとめて残しておくべきだと思います。一方で、上映を前提にした舞台収録であれば、映像作品のような音の仕上げもできるんじゃないでしょうか。
麻倉 アーカイブと上映は違うと思うんです。舞台全体を8Kのワンショットで捉えるのは大前提として、上映用では音を聞きやすくするとか、字幕を追加するといった工夫があるといいかもしれません。
最近はAIによる音源分離技術も進化していますから、アーカイブ用には笑い声を含めて保存しておいて、上映用ではそれらを分離して消すといった使い方ができるといいですね。
佐藤 そうですね。上映用素材にもっと予算をかけらればいいんだけど、今はなかなか難しいんです。上映を想定しての音声仕上げの方法はこれがベストだといったやり方が定まってきたら、それを採用することはできるかもしれません。
清藤 EPADの収録では、それぞれのマイクの音を、ミックスしたものとは別に残すようにしています。ですので、それを使えば10年後でもミックスをやり直すことができます。映像も同様に、グレーディング前のRAWデータを納品しています。
佐藤 収録データは、消さないで取っておかないと駄目です。オリジナルデータがあれば、後から色々なことができますから。
取材に協力いただいた、株式会社パルコ 演劇事業部 制作チーム ゼネラルプロデューサーの佐藤 玄さん(右)と、OCTUS Labsの清藤 寧さん(左)
麻倉 しかも8K映像ですからね。ところで、今日の上映は何インチ投写だったんですか?
清藤 今日は横幅約12mですから、600インチ弱になります。パナソニックの業務用4Kプロジェクターを使ったリア投写で、今日の設置環境での最大サイズになります。
佐藤 今回の設置条件では、8Kプロジェクターでのリア投写はこのサイズでは難しいということでしたので、あえて4Kプロジェクターでデジタルズームしていただいています。俳優が等身大に見えるのが理想ですが、まずは舞台を収録した劇場で上映した際に、お客様にどこまで疑似体験していただけるか、どこまで生の舞台の臨場感を出せるかにトライしました。
清藤 投写距離は13mほどでした。フロント投写も考えたんですが、ファンノイズが大きいので、客席にプロジェクターを設置するのは断念しました。
麻倉 4Kプロジェクター2台でのスタック投写だったそうですね。
清藤 われわれとしても4Kのスタックは初めてでしたが、プロジェクター担当者が頑張ってくれました。
麻倉 600インチというサイズもよかったですね。役者さんもほぼ等身大で再現されるし、演劇を楽しむという意味でぴったりでした。
佐藤 上映後のトークショーでは出演者自身も、自分がそこにいるみたいだったと話していました。その臨場感というかリアリティは本当にスゴイと思います。
清藤 これまでEPADでやってきた上映会でも、同じような評価をしてくれる方が増えてきています。
麻倉 やっぱり、ワンショットで、舞台演出のすべてが見られるというのが大事なんでしょうね。
清藤 それが、舞台の本来あるべき姿です。そもそもカット割りも、映像の力がなかった時代に、画面サイズが小さかったから必要だったという側面もあります。
佐藤 そのためにも常設のデジタルシアターができて、いつでも今回のような舞台作品が見られますという環境になったら、もっとたくさんのカンパニーが作品を高画質アーカイブで残すようになると思います。
麻倉 演劇やオペラなど、ライブステージが8Kで見られるっていうのは本当に素晴らしいことですからね。
佐藤 10年前、20年前はこんなこと想像できなかったですよね。
麻倉 本当に貴重な取り組みですから、これからも頑張ってください。来年も上映するんですよね?
佐藤・清藤 はい、頑張ります!
「PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025」の概要
●上映作品:三谷幸喜作・演出『蒙古が襲来』&『笑の大学』、ショーン・ホームズ演出『桜の園』&『リア王』、栗山民也演出『オーランド』
●上映期間:2025年7月12日〜21日
●会場:PARCO劇場
「EPAD Re LIVE THEATER in PARCO」の概要
●上映作品:舞台タメ劇vol.1『タイムカプセル Bye Bye Days』、ケムリ研究室 no.3『眠くなっちゃった』、蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』、東京芸術劇場『気づかいルーシー』(2022)、イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』、こまつ座『母と暮せば(2024ver)』
●上映期間:2025年7月23日〜27日
●会場:PARCO劇場