ユキムから、AIRPULSE(エアパルス)のアクティブスピーカー「A200T」が、8月7日に発売される。市場想定価格は¥176,000(ペア、税込)。

 A200Tは、フィル・ジョーンズ氏によって設計されたアクティブ・スピーカーのニュースタンダードだ。同ブランドのアイデンティティであるホーン型リボンツイーターとアルミ振動板ウーファーを搭載。高い強度を持つエンクロージャーと最新モジュールによるバイアンプ駆動など、オーディオクォリティを高めるためのアプローチが盛り込まれている。

 リボンツイーターは0.01mmの極薄ピュア・アルミニウムを採用。軽量で剛性の高いアルミ・マグネシウム合金を振動板に使った13.5mmウーファーは、ロング・ストローク・ボイスコイルの搭載により、立体的でハイスピードな低域再生を演出してくれる。これらのユニットは、アルミ・マグネシウム合金をダイキャスト成型した高剛性フレームに格納され、エネルギーをロスすることもない。エンクロージャーは18mm高密度MDF製で、内部ブレースを使って効率よく強度を高めている。

 精密なクロスオーバー・マネージメントとダイナミックEQを実現したmini DSP内蔵のステレオ・オーディオ・コーデックTI「TLV320AIC3254」を採用。シームレスな周波数特性とアクティブバイアンプ設計による高音質設計が施されている。

 接続端子は、イコライザー機能を備えたPHONO入力とLINE入力を装備。同軸/光のデジタル入力(USB端子は非搭載)は、最大PCM 192kHz/24ビットのストリーミング再生にも対応する。apt-XコーデックによるBluetooth再生も可能だ。ローパスフィルターを内蔵したサブウーファー出力も備える。

「A200T」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、アンプ内蔵バスレフ型
●使用ユニット:ホーンロード・リボン型ツイーター、13.5cmウーファー
●アンプ出力(Class D):55W(ウーファー)、10W(ツイーター)
●再生周波数特性:46Hz〜40kHz(±3dB)
●S/N:90dB以下
●接続端子:PHONO、AUX、光/同軸デジタル
●PHONO入力感度:5mV±0.25mV
●寸法/質量:W180×H328×D313mm /16.4kg(セット)