トップウイングサイバーサウンドグループは、アメリカSONOREの新製品となる、ネットワークトランスポート「ultraRendu Plus」(¥165,000、税込)を2月21日に発売する。トップウイングサイバーサウンドグループ運営の直販サイトのみでの販売となる。

 ultraRendu Plusはオーディオ再生に特化した独自OSのSonicorbiterを搭載するRenduシリーズの中では、ベーシックなLAN(RJ45)入力を備えたエントリーモデルとなる。前機種の「ultraRendu」のオーディオグレード設計を継承し、さらに全面的に回路を刷新している。

 USB回路では、冗長なパーツ類を排除して、シグナルパスの最短化を実現。これにより、USB経路のさらなる低インピーダンス化を達成、電圧変動を抑えている。

 クロック回路は、他の回路からの干渉を抑えるため物理的に離れた箇所に移動。あわせて、複数の回路にクロック信号を分配するクロックバッファーの最適化を行っている。これらの対策の結果として、ultraRenduに対してきわめて低いクロック位相ノイズを達成することができたそうだ。

「ultraRendu Plus」の主なスペック

●OS:SONORE Sonicorbiter OS
●接続端子:入力=ギガビットイーサネット(RJ45)、出力=USB Audio Class 2.0準拠USB Type-A
●対応フォーマット:PCM 44.1kHz〜768kHz、DSD64〜DSD512(Native、DoP)
●対応ネットワークプロトコル:Roon RAAT、DLNA/OpenHome、HQ Player NAA、Spotify Connect
●寸法/質量:W110✕H30✕D112mm(足含まず)/248.5g(実測値)