エミライから、4.4mmバランス出力を備え、革新的な新機能と、一般的なスマートホンの約10倍以上の出力を実現したUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ、iFi audio「GO link Max」(市場予想価格¥14,300前後)が2月14日に発売される。

 GO link Max は、iFi製品の中でもっとも小型でポータブルなバランスDACとなる。3.5mmシングルエンドを強化し音質を向上させるS-Balanced技術と4.4mmバランス回路により、あらゆるヘッドホンでクリアーな解像度とチャンネル分離を実現し、将来のオーディオ機器のアップグレードにも備えることができる。

 DACチップにはESSテクノロジーの「ESS ES9219」Sabre DACを、左右それぞれに搭載。最大対応サンプリングレートはPCM384kHzとDSD256となる。Dynamic Range Enhancement (DRE)機能により、一番大きな音から小さな音までのコントラストを拡大。さらにiFi独自の技術と組み合わせることで+6dBのダイナミックレンジを実現し、高域と低域の知覚的な差が倍増している。音楽の持つあらゆるディテイルを生き生きと再現するという。

 デバイス本体でのボリュウム制御を採用。デバイス側で音量を調整すると、その変更が直接DACチップ内で反映される仕組みだ。これにより、どの音量レベルでもハイレゾ音源の持つディテイルと豊かさを最大限にキープすることが可能になっている。