MUSINは、SHANLING（シャンリン）の新製品として、デスクトップDAC/AMP「EH2」（￥63,360、税込）を2月7日(金)に発売する。本体カラーはブラックとシルバーで、本日から予約を開始している。
EH2の最大の特徴は、シャンリンが自社開発した初のR2Rラダー型D/A回路を搭載している点にある。従来の一般的なΔΣ型のDACと比較しても、きわめてピュアなアナログタイプの変換を実現しており、ダイナミックで力強いサウンドから、余韻の響きが気持ちのいい美しいサウンドまで、その場で体験しているかのような没入感を実現できるという。対応デジタル信号は最大768kHz/32ビットとDSD512。
EH2のR2RDACは、OS/NOSモードの切り替えに対応しており、NOSモードの44.1kHzに対応、OSモードでは352.8kHzという8倍のオーバーサンプリングを可能にしている。これにより音像の鮮明さが向上し、よりダイナミクスとトランジェント特性に優れた高品質なサウンドが体感できるようになる。
すべての回路で複数のコンデンサーによるサウンドチューニングを行い、EH2パワーセパレート設計を採用し、アナログ部とデジタル部の電源をセパレートすることで、良質な電力供給を実現している。
ヘッドホンアンプ回路とプリアンプ/ラインアウト回路を異なる構成で設計された。ヘッドホンアンプ回路は、オペアンプのOPA1612＋トランジスターアンプBD139＋BD140を採用することで、高い出力値と駆動力を有しながら、低歪みで量感豊かなサウンドを実現している。
一方プリアンプ/ラインアウト回路は、R2R DAC回路ダイレクトアウト＋OPA1612を2基採用したローパスフィルタリング技術と、パナソニック製コンデンサーを4基採用し、R2R DACのオリジナルフレーバーを忠実に反映している。
接続端子は、USB Type-Cに加え、同軸/光のデジタル入力に対応。さらに、Bluetoothレシーバー機能を搭載することで、スマートホンやタブレットと接続して手軽なワイヤレス再生も行える。
ヘッドホン出力は、6.35mmシングルエンド時は1280mW@32Ω、4.4mmバランス時は4350mW@32Ωを実現。High Gain/Low Gainの2段階の調整機能を搭載し、幅広いイヤホンやヘッドホンのマッチングに対応するだけでなく、単体での幅広いコネクションと、駆動性能の異なる様々な種類のドライバーへの適応性を実現している。その他にアナログRCA出力も搭載。
また今回、ESSの省電力ハイパフォーマンスDAC「ES9069Q」を搭載しているバランスポータブルDAC/AMP「UA4」に新色GOLDが追加される。価格は￥16,830（税込）で、1月31日(金)から販売をスタートする。
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