テレビ朝日の2025年1月期の新作ドラマとなる『プライベートバンカー』が、1月9日(木)より放送を開始した。主演に唐沢寿明を迎え、さらに共演には土屋アンナ、MEGUMI、夏木マリなどの豪華キャストを揃えた注目のドラマとなる。物語は、富裕層を相手に圧倒的な金融知識と人脈を用いて、その資産管理や資産形成の助言を行なう、凄腕の“プライベートバンカー”を主役に、資産家の周囲で起こるマネーにまつわる様々な問題を痛快に解決していくマネーサスペンスとなる。ここでは、「bijoux AUDITION 2024」でグランプリを受賞し芸能界デビュー、本作がドラマ初出演となる新鋭・秋好美桜にインタビュー。ドラマ出演の感想や今後の抱負を聞いた。
――よろしくお願いします。今回、1月放送開始のドラマ『プライベートバンカー』で、ドラマ初出演を飾ります。おめでとうございます。出演が決まった時の感想をお願いします。
ありがとうございます。当初は、あまり実感がありませんでした。
――実感したのは?
台本をいただいて、監督とお会いした時に、徐々に、ドラマに出演するんだっていう実感が湧いてきた感じです。
――台本を読んでどんな感想・印象を持たれましたか?
金融に関して、あまりにも知らないことばかりでしたので、すごく難しいなって思いました。でも、監督さんやマネージャーさんと話をしたり、自分でも調べたりして徐々に理解を深めていきました。
――作品は、マネーをテーマにしていますが、そのマネーについて、何か知りたいと思うものはありますか?
私の歳でもできるような投資のことを知りたいなと思いました。
――さて、今回秋好さんが演じられた飯田芹奈役についての感想をお願いします。
芹奈は、自分と違ってすごく冷静で、しかもクール。学校生活でも成績は良くて、優秀な女の子というイメージです。
――それはご自身と近い? 遠い?
クールに見えるところは似ていると思いますが、学業の方はあまり似てないなぁと感じています(笑)。性格は共感できる部分はあります。
――今回ドラマは初めてだと伺っています。役作りはいかがでしたか。
難しかったですね。まずはキャラクター設定を決めていき、(自分と)似ている部分があればそこは活かしつつ、違うところはどう近づけていくのか。お芝居の先生とも相談しながら、役作り以外の基礎を含め、ワークを重ねました。
――練習で覚えていることは?
まずは、発声練習からのスタートだったのですが、いろいろと課題もありましたので、それを重点的に練習して、一つずつクリアしていきました。
――実際にカメラの前に立って、演じてみての感想は?
監督さんからたくさんのアドバイスをいただきながら、頑張りました。撮影を終えた直後は自分なりに今できることは出し切れた感覚はありますが、後々振り返ると、もうちょっとやれたかなという反省も多くありました。
――まずは1話に登場しました。印象に残ったシーンはありますか?
作品の冒頭から登場するのですが、そのシーンは少し緊迫感があり、強く印象に残っています。物語の始まりでもあるので、視聴者の皆さまには注目してほしいですし、私の芝居というか、存在を見つけてほしいです。
――秋好さんの演じられた芹奈のお母さん役・鈴木保奈美さんと共演しての感想は?
とても優しい方でした。初めての撮影でとにかく緊張してしまって、全然思うようにできなかったんです。そんな時に「大丈夫だよ」と声をかけて下さり、肩をさすって安心させて下さいました。
――主演の唐沢寿明さんの印象は?
役柄以上に、すごくきっちりしている方、という印象でした。古い一軒家での撮影でご一緒させていただいたのですが、お芝居が初めての私を気遣って声をかけて下さいました。
――作品についての秋好さんの感じる魅力や注目してほしいところをお願いします。
私自身も今後の展開がすごく気になるのですが(笑)、まずは金融に関する勉強になり、そのトラブルを爽快に解決する様がスッキリして見どころかなと思います。また、主人公であるプライベートバンカーの唐沢さんと、私のお母さん=鈴木保奈美さんが、どのように関わっていくのか、どのようにお話を進めていくのか、というところが見どころになると思います。私が演じる芹奈もまた登場しますので、お楽しみに。
――話は変わりますが、秋好さんは「bijoux AUDITION 2024」でグランプリを受賞して芸能入りしました。元々、オーディションを受けようと思ったのは?
もともとは芸能界に強い憧れがあったわけではなかったのですが、両親がこのオーディションを見つけて、受けてみない? と薦めてくれたのがきっかけでした。人生で初めてのオーディションでした。
最初は、あまり気乗りしていなかったのですが、書類審査が通って、面接の会場が福岡だと聞いて、“あっ福岡に行ける”という軽い気持ちでオーディションに向かいました(笑)。そうしたら、会場には強い意気込みを持って来ている方々がたくさんいて、その姿に私も感化されて、挑戦してみたいっていう気持ちが強くなっていきました。
――結果はいきなりのグランプリです。何が決め手だったと思いますか?
審査員の方から言っていただいたのは、“人を惹きつける力がある”というものでした。
――授賞式はいかがでしたか?
嬉しかった半面、ずっと、私でいいのかな? なんで私なんだろう? っていう疑問は渦巻いていましたね。
――実際に、芸能界に足を踏み入れてみていかがですか?
演技に関しては、とても難しくて、まだまだ分からないことだらけなので、今は、いろいろな作品を見て学んだり、それこそ、現場に行って共演者のみなさんのお芝居を見て吸収することも多いので、絶賛、学びを頑張っている最中です。
――やはり目標は女優。
はいっ!
――趣味・特技に“カラオケ”とありますが、歌う方面は?
音楽を聴いたり、口ずさんだり、カラオケに行って歌ったりしていますけど、そこまでの歌唱力はないので……ちょっと(困)。
――女優としての今後の抱負や目標、あるいは憧れの人がいたら教えてください。
演技をしていても、素の自分でも、芯のある人がすごく素敵だなと思うので、芯のある女性・女優になりたいと思います。目標は、今回初めて共演させていただいた鈴木保奈美さんです。すごく凛として、芯のある女性だと感じました。少しでも近づけるように頑張ります!
ドラマ『プライベートバンカー』
2025年1月9日(木)スタート
毎週木曜21:00~22:00
テレビ朝日系24局で放送中
<キャスト>
唐沢寿明、鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、MEGUMI、安井順平、吉田ウーロン太、夏木マリ、橋爪 功 ほか
<スタッフ>
脚本:小峯裕之 ほか
演出:西浦正記 ほか
音楽:得田真裕
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:秋山貴人(テレビ朝日)、髙木萌実(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作:テレビ朝日
(C)テレビ朝日
●ホームページ
https://www.tv-asahi.co.jp/private-banker/
●TVer
https://tver.jp/series/srgq14mb7m
【秋好美桜(Mio Akiyoshi) プロフィール】
2006年1月31日生まれ、宮崎県出身。俳優・モデル。
2024年3月に開催された「bijoux AUDITION 2024 supported by KeyHolder Group」にてグランプリに輝く。
Rakuten GirlsAward 2024 Autumn/Winter出演、ABCマート×adidas「GRADAS」広告起用、その他MV出演など続々と活動の幅を広げている。
今回、2025年1月期テレビ朝日木9「プライベートバンカー」でドラマ初出演を飾る。
今回、『プライベートバンカー』でドラマ初出演を飾る。
公式サイト
https://bijoux.co.jp/mio_akiyoshi
スタイリスト:鳥山悦代(One8tokyo)
ヘアメイク:Aya Iwasawa
衣装:ワンピース/Acka. ブーツ/DIANA リング/AGU