クリエイティブメディアから、Sound Blasterの名を冠した新作ゲーミングサウンドバー「Sound Blaster GS5」が、11月上旬に発売される。価格はオープンで、同社直販サイト価格は¥11,000円(税込)。

 Sound Blaster GS5は、ピーク出力60Wのパワフルなサウンドと、新たに搭載した2種類のサウンドモード「SuperWide」による広大なサウンドが楽しめる製品。さらに、Sound Blasterオーディオエンハンスメントによって、没入感のあるゲーミングサウンドを構築できるのも特徴だろう。ゲーミングモデルだけに、RGBライティング機能を搭載している。製品の形態としては、1バータイプとなる。

 搭載ドライバーは、パワフルなサウンドを可能とする楕円状となっており、背面に内蔵バスチューブによって、深みのある低音も味わえるようになっている。USBオーディオ入力にも対応する。

 ゲーミングを謳っていることから、本体下部には、RGBライティング機構を備え、ゲームプレイをイルミネーションで演出可能。スリムボディで、モニターやテレビの下にもすっと置けるミニマムデザインだ。

 今回新たに、音場を拡大する2モードのSuperWide機能を備えており、オーディオのサウンドステージを広げ、没入感のあるゲームプレイを楽しめるようになった。SuperWideには、デスクトップで使用するためのニアフィールドと、リビングルームなどで使用するためのファーフィールドのモードがあり、設置位置や、環境に合わせた音場再現性で楽しむことができる。SuperWide機能自体は、「Sound Blaster GS3」にも搭載されていたが、本GS5ではさらに音場が緻密になり、縦方向の音場の拡大だけでなく、横方向への拡大も感じられるようになった。ある意味、アトモスに近い再現が得られているようにも感じた。

 さらに、PCとのUSB接続時には、Windows版Creativeアプリが利用可能で、同社が長年にわたって培ってきたSound Blasterのオーディオ技術によって、ゲームサウンドもより充実させることができる。EQやRGBライティングの操作も行なえ、PC版/モバイル版Creative アプリではEQの調節やRGBライティングのカスタマイズも可能。

 加えて、Bluetoothワイヤレス接続や光デジタル接続、アナログ接続にも対応しており、スマホゲームのワイヤレス再生や、ゲーム機などのサウンドも手軽に本製品で楽しめるようになっている。