Bowers & Wilkinsは、ワイヤレスヘッドホンのフラッグシップモデル「Px8」「Px7 S2e」のモデルが、2024年度グッドデザイン賞を受賞したと発表。

 Px8は、ラグジュアリーなマテリアルとデザイン、そしてBowers & Wilkins史上最高のオーディオ・パフォーマンスによって、世界中で数々のアワードを獲得してきたフラッグシップ・ワイヤレスヘッドホン。

 Px8で重視したのは、リスナーをアーティストの意図にかつてないほどに近づける音楽パフォーマンスを提供すること。ケーブルに煩わされることのないワイヤレスで動作し、ノイズキャンセリング技術によって、没入感が高く快適なリスニング体験を実現した。

 また、人間の頭部の形状は個々に異なるものであり、同時に、パフォーマンスと快適性が密接に関連していることから、あらゆる頭のサイズに対して、疲労や不快感を与えることのないように調整機能と締め付け力を最新の注意を払って設計し、長時間のリスニングでも快適な装着感を実現した、としている。

●審査委員による評価
ひと目見ただけでわかる精度の高い圧倒的な作りと仕上げの良さに驚いた。ヘッドフォンは稼働する箇所の多さや、さまざまな形状・サイズの頭部及び耳腔への装着感、軽量さと同時に強度も要求されるなど、プロダクトとして非常に難易度の高い製品である。最高の音質を求めながら、素材、構造、デザインが高い次元で結実しているのは、同社の品質に対する飽くなき追求の結果であるだろう。見たとき、持ったとき、聴いたとき、すべての場面で生き生きとデザインが躍動しているところが評価された。

 一方のPx7 S2eは、ヒットモデル「Px7 S2」の最新バージョン。末尾の「e」は「evolved(進化)」を意味している。フラッグシップ「Px8」から得られたインスピレーションとフィードバックを基に音響性能を再チューニングし、クラス最高のサウンドを実現したという。

 さらに、ドライバーの改良とノイズキャンセリング性能の強化により、他にはない没入感をも実現。True Soundの明瞭さは、まるで色彩の世界にいるかのような感覚が得られるとか。それを表現するために、自然の色をベースに4つの異なる仕上げをデザイン。フォレスト・グリーン、アンスラサイト・ブラック、クラウド・グレー、オーシャン・ブルーという名と相まって、プレミアム品質に匹敵する豊かさを備えている。

 さらに、Bowers & Wilkins Music アプリによって、音楽ストリーミングを直観的に楽しめるようにもなっている。

●審査委員による評価
エントリークラスとはいえ、精度の高い作りと仕上げの良さは見事だ。ヘッドフォンは稼働する箇所の多さや、さまざまな形状・サイズの頭部及び耳腔への装着感、軽量と同時に強度も要求されるなど、プロダクトとして非常に難易度の高い製品である。高音質を求めながら、素材、構造、デザインが高い次元で結実しているのは、同社の品質に対する飽くなき追求の結果であるだろう。上位機種と変わらず、生き生きとデザインが躍動しているところが評価された。

ワイヤレスヘッドホン「Px8」
オープン価格

ワイヤレスヘッドホン「Px7 S2e」
オープン価格