Amazon(アマゾン)から、メッシュwifiシステム(ルーター)の「eero」が発売される。そのラインナップと税込価格は以下の通り。

eero 6+ 1ユニット¥19,980、2ユニット¥28,980、3ユニット¥42,480
eero Pro 6E 1ユニット¥36,980、2ユニット¥60,480、3ユニット¥82,980
eero Max 7 ¥95,980(予価、10月23日出荷予定)

 eeroは、Amazonが2019年に買収した家庭用メッシュwifiルーターのベンチャー企業で、システムとしての性能・機能(安定した高速・多数同時接続やセキュリティ対策など)に加え、eeroアプリによる簡単なセットアップやネットワーク管理、部屋の雰囲気を損なわない洗練されたデザインが特長となる。

 最大の特長は、「ultra-simple,reliable wireless Internet for the home(超シンプルで信頼性の高い家庭用ワイヤレ スインターネット)」を目指す設計思想にある。箱からeeroを取り出して数分でwifiをセットアップし、さまざまなネット対応機器を接続・管理できるそうだ。ゲームや配信サービスなど、家庭でのデジタルエンタテインメント体験が拡大し、さまざまな機器が連携することを受け、アマゾンでは今後の家庭に求められるwifi接続の要としてeeroを展開していくとのことだ。

eero 6+
 最大1ギガビットのwifiスピードを手頃な価格で提供する、Wi-Fi 6対応の中級モデル。2.4GHz/5GHz帯のデュアルバンドで安定したネットワークを提供し、約75台のデバイスとの同時接続もサポート。ワンルームで多くの機器をご使用の方、1LDK/2LDKにお住いの2〜3人のご家族でのご使用におすすめ。

eero Pro 6E
 2.4GHz/5GHz帯に加え、6GHz帯でギガビット以上の速度を実現する、Wi-Fi 6E対応の上級モデル。トライバンドで、Wi-Fi 6E対応デバイスを6GHz帯へ接続し、2.4GHz、5GHz帯のデバイス干渉を減らすことで、Wi-Fi 6E非対応 のデバイス含むネットワーク全体での遅延を解消できる。約100台のデバイスとの同時接続もサポートし、戸建てや居住スペースの広い方、より早く、安定したwifiでAR(拡張現実)やVR(仮想現実)、4〜8K動画を楽しみたい方におすすめ。

eeroMax7
 最新Wi-Fi 7規格に対応したeeroの最速モデル。2.4GHz/5GHz/6GHzの無線周波数帯域に対応するトライバンドで、ふたつの10Gbpsイーサネットポートで、有線で最大9.4Gbps、無線で最大4.3Gbpsの速さを実現する。約200台のデバイスとの同時接続もサポート。ゲーマーやストリーマー、コンテンツ・クリエイターなど高負荷なネットワーク接続を求めるユーザーに加え、今後の接続機器の増大やWi-Fi 7対応への備えとして上位機種を求めるユーザーにもおすすめ。

eeroメッシュwifiシステム共通の機能と特長
●数分でセットアップ:スマートフォンでeeroアプリのガイドに従えば、簡単にセットアップが完了し、使用を開始できる。
●TrueMeshの安定性:eeroのTrueMeshテクノロジーは、ネットワーク上のトラフィックを能動的に管理し、各デバイスを、その都度最適なネットワーク経路に誘導することで、ネットワークの切断を減らしシームレスなwifi環境を実現する。
●簡単にネットワーク管理:eeroアプリで、好きな場所から簡単に自宅のネットワークが管理可能。
●Amazon Echoによる機能拡張:今後登場予定のeeroビルトイン機能を使えば、互換性のあるAmazon Echoデバイス(別売)がwifiエクステンダーとなり、wifi範囲を拡張。
●簡単スマートホーム接続:Zigbee、Matter、Thread対応のスマートホーム製品はeero内蔵スマートホームハブでAlexaとペアリングできる。
●利用中も安心:利用開始後も、ネットワークセキュリティに関する継続的なアップデートが提供される。さらに、有料のサブスクリプションサービス「eero Plus」(近日提供予定)を契約するとプレミアムサービスの利用も可能になる。