本年6月、世界中の復元されたクラシック映画を紹介する一大イベントとして知られる第38回 チネマ・リトロバート映画祭(ボローニャ復元映画祭)で鈴木清順監督作品『東京流れ者 4Kデジタル復元版』がワールドプレミア上映された。

 これは、2022年に『殺しの烙印 4Kデジタル復元版』がベネチア映画祭クラシック部門での最優秀復元映画賞を獲得したのに続く快挙で、2017年に93歳で逝去した以降も世界の映画人に影響を残す監督・鈴木清順の功績を改めて示すこととなった。

 その『東京流れ者 4Kデジタル復元版』がBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下を皮切りに国内上映をスタート! 公開記念イベントに、映画監督やバンド活動等で活躍する甫木元空さんが登壇することになった。その詳細は以下の通り。

『東京流れ者4K デジタル復元版』
●1966年/シネマスコープ/カラー/83分
●監督:鈴木清順
●原作・脚本:川内康範
●撮影:峰重義
●照明:熊谷秀夫
●美術:木村威夫
●出演:渡哲也、松原智恵子、二谷英明、川地民夫
●配給:日活/デジタル復元:Imagica EMS
※2024年9月27日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか 全国順次ロードショー

『東京流れ者 4Kデジタル復元版』公開記念トークイベント
●登壇者:甫木元空さん(映画監督、ミュージシャン)、月永理絵さん(インタビュアー)
●日時:2024年9月28日(土)
●会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
●上映時間:決定次第劇場HP他で告知予定

© 1966 日活株式会社