HiVi2024年秋号、9月17日発売。『デューン 砂の惑星PART2』を筆頭に、『ネット動画 最強攻略術』、『最新高画質テレビ9機種テスト』の三大企画にご注目

巻頭特集　『デューン 砂の惑星PART2』

UHDブルーレイで発売されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督最新作『デューン 砂の惑星PART2』。3年ぶりにお目見えとなったSF大作の続編の魅力をHiVi流にとことん紹介していきます。

前半のパートでは、本作に込められた映像、音響の両面のこだわりを徹底的に探ります。プロジェクター、AVセンター、パワーアンプ、サラウンドスピーカーなど、最新モデルをHiVi視聴室に持ち込み、ホームシアターならではの緻密かつ濃密でエモーショナルな視聴体験を詳しくリポートいたします。

後半のパートでは、本作品の映像と音響を支えている撮影監督グレイグ・フレイザーと、サウンドデザイナー、リチャード・キング両名のフィルモグラフィーを中心に、『デューン』の世界観を再現するために投じられた様々な技術を克明に追いながら、感動体験の源泉にアプローチします。

総力特集　ネット動画 最強攻略術

4年もの長きに渡るコロナ禍を超え、パッケージメディアを圧倒する市場へと成長したネット動画の世界。話題の映画やテレビシリーズはもとより、世界中の優れたオリジナル作品も毎週おびただしい数が配信されており、自分の好みにあった作品を探すこともままならない状況になってきました。

本特集では、本誌ソフト紹介ページで執筆中の筆者5人に編集部を加えた9名による、“いま見るべき”おすすめのオリジナル作品を、映画、シリーズ作品それぞれ100作を選出。定番の名作映画、様々なジャンルの注目作からアニメ、ドキュメンタリーなどの作品も含めて、百花繚乱ともいえるネット動画作品から、本当に面白い200作品の見どころ／聴きどころを詳しく紹介いたします。

さらにネット動画配信をより良い環境で見るために必要な機器の揃え方や、ノイズ対策、グレードアップ術も実践的に紹介していきます。「ネット動画の品位はディスク再生よりも格段に劣る」という認識を大きく覆すような再生術の提案となります。

ネット動画でしか見られないネット動画のオリジナル作品の魅力を徹底的に味わい尽くすためのテクニックや製品選びをじっくり提示します。

特集　BIG TEST　厳密比較で見極める最新高画質テレビ9機種の座標軸

夏号掲載「夏のベストバイ」企画で新製品が並んだ2024年のテレビ市場から、5ブランド/9モデルの最新・高画質機の画質面にフォーカスして徹底テストを実施しました。具体的には、有機ELテレビ5モデル、Mini-LED液晶テレビ4モデルを入念にテスト。製品動向や画質、操作性、今後への課題についても対談形式で明らかに致します。

テレビのウィークポイントとも言われている音質面に関しては、内蔵サウンドシステムの実力と合わせて、オーディオ機器での普及が始まっている「HDMI ARC」端子の活用したときのパフォーマンスも合わせて紹介。高画質テレビの「音質面での実力」を詳細に比較いたします。

注目新製品徹底レビュー

オーディオビジュアルファン注目の新製品が続々登場しています。

まず連続企画として、専用プレーヤー注目の星・ユニバーサルプレーヤー・マグネターUDP900＆UDP800の徹底検証第二弾をお届けします。2部構成の前半は、現行機種もしくは生産完了を問わず、「ビデオプレーヤー」として両機種のライバルとなる4機種との画質・音質の比較を敢行。後半は筆者の鳥居一豊さん宅でのロングランテストリポートを実施致しました。長期間の入念テストで見えてくる細かな使いやすさや操作性などにも言及し、真の実力を明らかにします。

Special Reviewではオーディオ、オーディオビジュアルの注目製品をピックアップ、徹底的にリポートします。エラックCONCENTRO S 503.2、ハイファイマンSUSVARA UNVEILED、JBL STAGE 2 Series、トリノフ・オーディオALTITUDE 16 MK2などを取り上げています。

昨年、30年ぶりの来日を果たした巨匠ジョン・ウィリアムズ。
その東京でのコンサートが高品位仕様でパッケージ化

優れた映像作品にフォーカスして、その見どころ、聴きどころを詳しく紹介する「Premium Showcase」企画に、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズがサイトウ・キネン・オーケストラと初共演した『ジョン・ウィリアムズ・イン・トーキョー』がお目見え。複数仕様でリリースされる中で、SACD2枚＋ブルーレイの3枚組仕様でリリースされたデラックス・エディションに注目。SACDの音声と、ブルーレイの映像／音声のインプレッションを中心、その内容を詳しくご紹介します。映像や音響制作のこだわりのほか、既発のウィーン・フィル、ベルリン・フィルと共演を果たしたブルーレイも改めてとりあげます。