完実電気から、Silent Angel（サイレントエンジェル）のミュージックサーバー「Z1C」が8月下旬に発売される。そのライナップと価格は以下の通り。
Z1C 市場想定価格￥242,000前後（内蔵ストレージ250Gバイト、税込）
Z1C-1T 市場想定価格￥406,000前後（内蔵ストレージ1Tバイト、税込）
※本体カラーはブラックとシルバー
Z1Cシリーズは、ミュージックサーバーとして高い評価を得た「Z1」の後継モデルとなる。Intel製4コアCPU、NVMe SSDを採用して処理性能が向上。高精度TCXO クロック、改良を加えたEMIアブソーバーの他、USB出力には高度な高周波フィルターを搭載し、ノイズレベルを大幅に低減している。
「Z1C」の主な特徴
●インテル製4コアCPU、NVMe SSDを搭載し、ハードウェア性能を強化。768kHz/32ビット PCMやDSD256の再生をサポートするほか、最大10台のオーディオ・エンドポイントへの同時配信が可能。
●LinuxベースのサーバーOS “VitOS” を搭載。ハイエンドオーディオ向けにデザインされており、サーバーのパフォーマンスを効率化し、ネットワーク遅延を最小限に抑え、安定した動作を実現。
●TIDAL、qobuz、AirPlay、Spotify connectといったストリーミングサービスに対応する他、Roon Core、DLNAレンダラーとしても機能する。Z1C の設定は、モバイルアプリ“VitOS Manager”をインストールしたiPhone/iPad、androidデバイスから可能。
●筐体は振動やノイズから効果的に保護する堅牢なアルミ合金製。同ブランドのオリジナル工法で削り出し加工し、音質劣化の原因となる外来ノイズの飛び込みや回り込みを最小限に抑えている。
●高精度TCXOクロックを採用。ネットワークレイテンシーとジッターを最小限に抑え、シームレスなオーディオ再生を実現。10MHzの外部クロック入力端子を搭載し、より高精度なクロック・ソースを使用することで、さらなる音質向上を実現できる。
●筐体内部で発生する電磁ノイズ(EMI)を吸収するEMIアブソーバーを改良。より高い透磁率により、メモリー、CPU、SSD、ネットワークインターフェイス、USB等、コンポーネント内部のEMIをさらに低減。
●Z1 Plusと同等の第2世代となるUSBオーディオ出力を搭載。高度な高周波フィルターによりノイズレベルを低減し、さらなる高音質化を実現。