ステラでは、AUDELの2ウェイスピーカーシステム「Magika +Plus」(¥1.350,000 、ペア、税別)を発売する。9月2日より受注開始予定だ。同社が得意とする小型ブックシェルフのリファレンスモデルだ。

 AUDELでは以前から、バーチ材の多層リングを組み合わせるIRS(Internal Rib System・バーチ積層材)を採用している。今回は、このバーチ積層材に新たに開発したHPL(High Pressure Laminate・高圧ラミネート)素材を加えた複合高層を開発している。ベースとなる木質繊維をラミネートしたパネルではなく、フェノール樹脂を含浸させたセルロース繊維の層からなる独自開発した素材とのことだ。

 HPL素材の密度と粘性は木材よりもはるかに高いため、振動の伝達に対する高い耐性が保証される。さらに従来のウッドキャビネットでは実現できなかった早い振動減衰特性を獲得、高S/Nを得ているそうだ。

「Magika +Plus」の主なスペック

●型式:2ウエイ2 スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:29mmソフトドーム型トゥイーター、140mmウーファー
●再生周波数特性:38Hz〜25kHz
●音圧レベル:87dB
●インピーダンス:8Ω
●寸法/質量:W390✕H355✕D120mm /13.5kg