ネットワークジャパンから、SOUND MAGICの新作スピーカースタンド「RHシリーズ」が、8月10日に発売される。スタンド高によって3種類が用意される。価格とラインナップは下記の通り。
「RH500BB」 ¥33,000(ペア・税込)
「RH650BB」 ¥36,300(ぺア・税込)
「RH800BB」 ¥39,600(ペア・税込)
今回発表のRHシリーズは、同社人気の「RVシリーズ」をブラッシュアップしたシリーズで、「木」と「鉄」の素材を絶妙なバランスで組み合わせ、さらに「空間」を味方につけることで、音質を大きく改善。新たな音の創造を行なった製品になる、ということだ。
数々のアイデアを試行し、その結果として不要振動を極力抑制し、木の温かみはそのままながら、木製スタンドにありがちな過度な音像のふくらみを抑えるところを発見。測定値の大幅な改善だけでなく、聴感上も正しく理想的な再生音を得ることができる、と謳っている。
RHシリーズの新機軸としては、天板に26mm厚、底板に31mm厚のMDFを採用したこと。それによって素材固有の鳴きが防止され、安定した音を聞けるようになったとする。
さらに、天板と支柱の固定に、通常の木ネジだけではなく、圧縮コイルバネを採用することで、より強力に固定することが可能となり、音像定位に優れた再現性を得ることができたという。
なお、鉄の支柱をサンドウィッチするMDF材に、1.2mm~1.5mmの微妙な空間を設けているそうで、これによって共振の高低音のバラツキは抑えられるようになり、不要振動を徹底的に排除。組み合わせるスピーカーのポテンシャルを最大限引き出すことができる、としている。
さて、木(MDF)の側板をサンドウィッチする鋳鉄の支柱はブラック仕上げ。組み合わせるスピーカーに合わせて、高さは3種類を用意する(50cm 65cm 80cm)。なお、底板に装着する4個のスパイクは標準装備、小型スパイク受けも付属する。