Bang& Olufsen(B&O)は8月1日に、表参道のThe Aoyama Grand Hotelで「OBSESSION FOR SOUND Vol.3」を開催した。

 Adult Oriented Recordsを主催する弓削 匠氏プロデュースによるイベントで、弓削氏に加えMinnesotah氏、SAYO氏、ZEN-LA-ROCK氏という3名のDJプレイを楽しめる内容となっていた。

 会場となったThe Aoyama Grand Hotel 20F,The Topはその名の通りビル屋上のオープンスペース。ここにDJ機材と並んでB&Oのアクティブスピーカー「Beoplay A9」を2台設置、DJサウンドを会場に届けていた。

 さらにDJブース後ろの壁面にはプロジェクターによる大画面でB&O製品の魅力を紹介するプロモーション映像が再生されており、大都会・東京の中心とは思えないほどのリラックスした空間が出現していた(開催日の8月1日は奇跡的に夕立もなく、過ごしやすい夜だった)。

 今回のイベントは、B&Oというブランドを、より多くの人たち(特に若い世代)に知ってもらいたいという狙いもあったそうだ。それを踏まえて先述のDJにも若い方に人気のメンバーを集めていたようだ。

右チャンネルの「Beoplay A9」には金属製スタンドが取り付けられていた

 今回の主役となったBeoplay A9は、円形の本体を3本の脚で支える、一見するとスピーカーとは思えないフォルムが特長で、その本体には2.1ch用の7基のユニットが内蔵されている。今回はBeoplay A9を2台ペアリングしてステレオで再生、屋外にも関わらず豊かな低音を響かせていた。

 実際に会場を訪れていたふたりの大学生に話を聞いてみた。彼らは普段はイヤホンやポータブルBluetoothスピーカーで音楽を楽しむことが多いそうで、うちひとりは聴く音楽の内容によって数台のイヤホンを使い分けるほどのこだわりを持っているそうだ。

 そんなふたりもBeoplay A9のデザインと音には驚いたようで、会場に準備されたB&Oのカタログに目を通し、さらに担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。

 「Beoplay A9はスピーカーだとは気づかず、どこから音が出ているんだろうと思っていました。こんなに迫力ある低音が出るなんて凄いですね。すぐに手が出るお値段ではないけど、いつか手に入れたい憧れができました。他にもイヤホンやBluetoothスピーカーも気になります。これから大学で友達にも紹介したいです」とのことで、Beoplay A9はもちろんB&Oというブランドにも興味を持ってくれたようだ。

 B&Oではこれからも同様のイベントを開催していく予定とのことなので、興味のある方はサイト等をこまめにチェックを!