フューレンコーディネート(G607)
フューレンコーディネートは、Piegaのスピーカーシステム「MasterLineSouce2 Gen2」にフィーチャーした展示&試聴会を実施しており、第2世代目(Gen2)に進化したそのサウンドに、訪れたファンは聴き入っているようであった。高さは168cmあり、ほぼ人の背丈と同じような大きさは、耳だけでなく目も引き付ける威容を誇っていた。また、COAX GEN2シリーズは、8色のカラバリ展開を用意するExcellenceモデルの中から、「Coax411」モデルにおいて、「Blue Lagoon」と「Desert Gold」の2色の実機を展示。後者は真鍮のような落ち着きのある輝きを放っていた。
今井商事(G608)
今井商事では、YERNの鋳鉄製スピーカーとCONVERGENT AUDIOの真空管プリメインアンプを組み合わせて、昨年の好調を受け継いで今年も、昭和のヒット曲を堪能できる「音の良い昭和ヒット曲(改訂版)」を実施。特に音質の良い約150曲を取り揃え再生していた。懐かしのメロディと温かみのあるサウンドに、来場者は嬉しそうに聴き入っていた。
アイレックス(G609)
アイレックスでは、見た目も美しいAlareブランドのスピーカーシステム「Remiga2」、またALBEDOの「AGADIA」をメインに据えたシステムで、各種音源の再生を行ない、来場者の耳を潤していた。また、今年は、独自の理論で音のよい製品を展開しているSynergistic Research社にも注目しているそうで、中でも新製品のストリーミングサーバー「VooDoo Music Server」やネットワークルーター「Network Router UEF」の展示・試聴も展開していた。
太陽インターナショナル(G610)
太陽インターナショナルは、G610というガラス棟6Fでは大部屋を使って試聴イベントを展開。同社が取り扱っている現行製品がほぼ展示してあるのではないかというぐらいの物量を誇り、耳で聴いて、目で見て、楽しめるブースとなっていた。注目は、TAIKO AUDIOのミュージックサーバー「OLYMUS +I/O XDMI」と、NAGURAのフォノアンプ「HD PHONO」。OLYMUS~は同ブランド「Extreme Server」の上位モデルであり、サーバー本体(OLYMUS Server XDMI)と強化電源「+I/O HDMI」がセットになった構成。内蔵されるPCスペックは大幅に強化されており、バッテリーによるリニア電源駆動とあわせ、(電源由来の)ノイズが大幅に減少しているということだ。HD PHONOは、NAGRAブランドHDシリーズに追加のフォノアンプで、NAGRAらしいメカメカしいデザインと、VUメーターの搭載が目を引くもの。
▼「2024 東京 インターナショナルオーディオショウ スペシャル動画レビュー」