ラックスマンは、フランスFOCAL(フォーカル)のスピーカー「ARIA EVO X」シリーズを9月に発売する。10年間にわたりフォーカルのミドルクラス・スピーカーとして高い評価を受けてきた「ARIA」シリーズの改良進化版で、そのラインナップは以下の通り。

●3ウェイ4スピーカー:Aria Evo X N゜2 ¥550,000(税込、ペア)
●2ウェイ2スピーカー:Aria Evo X N゜1 ¥275,000(税込、ペア)
●2ウェイ3スピーカー:Aria Evo X Center ¥165,000(税込、1台)
●専用スタンド:Aria Evo X N゜1 Stand ¥88,000(税込、ペア)

Aria Evo X N゜2

 中低域は、フランス産の亜麻を使用した天然素材をグラスファイバーでサンドイッチした独自のFLAXコーンにより、軽さと強度、ダンピング性能に優れたユニットを実現。ダイナミックで力感あふれる自然な音色を実現した。

 ミッドレンジには高層建築の耐震技術を応用したTMD(Tuned Mass Damper)を採用。エッジ部のサスペンション効果を高め、中域のリニアリティ向上と歪の低減を図っている。

 高域用には、アルミとマグネシウムの合金による独自のM字型インバーテッド・ドーム型ユニットを進化させた最新のTAM(Tweeter Aluminum/magnesium M shaped)トゥイーターを搭載。帯域の拡大と優れたインパルス応答性能により、正確で歪みの少ないサウンドを実現している。

Aria Evo X N゜1

 エンクロージャーは、レザー調の模様を施したブラックのバッフルを共通とし、サイドカラーに光沢仕上げのブラックハイグロス(BHG)と天然木突板仕上げのプライムウォールナット(PW)を用意。さまざまなインテリアに溶け込む、洗練された意匠を採用している。

「Aria Evo X N゜2」の主なスペック

●型式:3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ドライバー:25mmドーム 型TAMトゥイーター、165mmミッドレンジ、165mmウーファー×2
●周波数帯域:45Hz〜30kHz(±3dB)
●出力音圧レベル:91.5dB
●定格インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:290Hz、2.4kHz
●寸法/質量:W294×H1035×D371mm/25kg

「Aria Evo X N゜1」の主なスペック

●型式2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ドライバー:25mmドーム 型TAMトゥイーター、165mmウーファー
●周波数帯域:55Hz〜30kHz(±3dB)
●出力音圧レベル:89.5dB
●定格インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:2.8kHz
●寸法/質量:W225×H390×D280mm/8.5kg

「Aria Evo X Center」の主なスペック

●型式2ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ドライバー:25mmドーム 型TAMトゥイーター、165mmウーファー×2
●周波数帯域:57Hz〜30kHz(±3dB)
●出力音圧レベル:91dB
●定格インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:2.8kHz
●寸法/質量:W533×H200×D245mm/10.5kg