エム・エス・シーから、スウェーデン urbanistaの新商品として、周囲の環境に合わせてノイズ低減効果を自動的に調節する環境適応型ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「urbanista PALO ALTO〔パロアルト〕」が、本日7月23日に発売される。価格は¥14,300(税込)。
urbanista PALO ALTOは、環境適応型のノイズキャンセリング機能を搭載し、両耳で合計6基のノイズ低減マイクで周囲の音を継続的に計測し、ノイズキャンセリングの強度を自動的に調整、常に最適な環境で音楽鑑賞や通話ができるようになっているのが特徴。最大45dBのノイズキャンセリングと最大2,500Hzまで拡張されたアクティブノイズキャンセリング帯域幅で、電車内や屋外など騒音のある場所では、ノイズキャンセリングの強度を強くして騒音を低減し、自宅や静かな場所では強度を変更して、ノイズキャンセリング効果を最適化してくれる。
また、アクティブノイズキャンセリング機能は、環境適応型とは別に、3段階で強度設定が行なえ、好みのノイズキャンセリング強度を選ぶことも可能。外音取り込み機能もあり。周囲の音を聞き取りながらの使用もできるので、歩行中やオンラインミーティングなど、シーンによる使い分けも行なえるようになっている。
マルチポイント機能にも対応し、2台の機器との接続が可能。シームレスに通話や音楽の切り替えができる。
筐体は、マット加工されたステム部分と、光沢感のある本体からなり、形状は耳に馴染むようにデザインされており、同時に3種類のカナル型イヤーチップが付属し、好みのフィット感を調節可能。長時間のリスニングでも耳への負担を少なくできる。
雨や汗、ホコリなどに耐性のあるIP54(防塵・防沫仕様)の保護等級も具え、急な雨やトレーニングの際の汗などにも対応。ステム部分の内側には耳検出センサーを搭載し、イヤホンを耳から外すと音楽が停止し、耳に装着すると再度、停止した位置から再生を開始する仕様。
イヤホンのロゴ刻印部分にセンサーを内蔵し、タッチコントロールが可。再生や停止、着信の受話、ノイズキャンセリングの切り替えなどが行なえる。専用アプリから、タッチ音で操作の確認ができるタッチフィードバック機能の切り替えができ、設定変更でタッチフィードバック音を停止することもできる。
駆動時間は、イヤホン単体で約8時間、充電ケースの併用で最大約45時間の再生が可能。充電ケースはワイヤレス充電とUSB-C接続の2通りの充電に対応する。急速充電にも対応し、イヤホンを充電ケースで15分間充電するだけで、約2時間の使用が可能となる。
充電ケースには、右側面にストラップホールがおり、付属のストラップを取り付けたり、好みのストラップを使うことで、持ち歩きしやすいのも特徴。充電ケースのフタ部分は、滑らかな形状ながら滑りにくい手触りで、フタの開閉や、イヤホンが取り出しやすい形状になっている。
専用アプリも用意され、iOSとandroidに両対応。スマートホンからイコライザー機能やノイズキャンセリングの強度調節をはじめとした各種設定や、バッテリー状態と再生時間が確認できる。イコライザー設定は4つのプリセットモードのほか、オリジナルにカスタマイズしたイコライザー設定の保存ができるので、好みの音質に調整できる。また、専用アプリでファームウェアの更新もOK。
形状は、その名が示す・アメリカ 西海岸シリコンバレーに位置するパロアルトの地名を冠するにふさわしい、テクノロジーを感じる小型で洗練されたデザインに。カラーはMidnight Black(ミッドナイトブラック)、Cloud White(クラウドホワイト)。Dark Purple(ダークパープル)の3色を用意する。
urbanista PALO ALTOの主な特長
●最大45dBの環境適応型ノイズキャンセリング
●外音取り込み
●マルチポイント接続
●耳装着検出
●合計再生時間 約45時間
●左右合計6基のマイクによるクリアな通話
●カスタムイコライザー
●ワイヤレス充電
●USB Type-C充電
●リサイクル プラスチックを使用
●IP54(防沫性能)
●専用アプリ対応
urbanista PALO ALTOの主な仕様
ワイヤレス機能:Bluetooth 5.3(Class 1)
対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
対応コーデック:SBC/AAC
再生時間:約8時間(充電ケース併用時 約45時間)、ノイズキャンセリング使用時 約6時間(充電ケース併用時 約33時間)
周波数帯域:20Hz~20kHz
インピーダンス:16Ω±10%
感度:104±3dB
付属品:クイックスタートガイド、イヤーチップ(S/M/L)、ストラップ