▲左がUSB-Cタイプ

 intimeブースでは、開発中の「intime碧」シリーズの最新作となる「intime碧NEO」2モデルを大々的に展示、試聴を行なっていた。ともに8月の発売で、3.5㎜プラグ版は¥5,610(税別)、USB-Cプラグ版(384kHz/32bit対応)は¥8,140(税別)となる。

▲「N3 Ultra」用の純正レザーケース

 コペックジャパンでは、CayinブランドのDAP「N3 Ultra」用の純正レザーケースがおすすめ。色味はパープルで、本体をしっかりと収納するように、上部はマグネットで開閉するようになっているなど、なかなか面白い仕様。そろそろ発売のようで、価格は¥5,000前後という。また、

▲上部は写真のように開く。固定はマグネット式

▲Cayinのポタアン「C9」(写真はC9)の後継モデルの開発も行なわれているそうで、秋口には詳細が明らかになるかも、とのことだった

▲トライオード

 トライオードは、人気の頭外定位ヘッドホンと真空管アンプを組み合わせた恒例の試聴展示を行なっていたが、最近は空間オーディオなど、広大な音場感を楽しめるコンテンツが増えてきていることもあり、アコースティック(アナログ)な技術で音場空間を拡大できる製品として、評判は高いという。

▲完全ワイヤレスイヤホン「VERIO 200」

 beyerdynamicブースでは、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン、それも近年人気の高まっているオープンタイプの「VERIO 200」を大々的に展示&試聴を行なっていた。いよいよ8月上旬には発売される、ということで、来場者の関心も高かった。価格は¥36,000前後だ。ちなみに“200”という型番はミドルラインを示しているそうで、今後上位、もしくは下位(エントリー)モデルの登場も考えられる、という含みのあるコメントもあった。

▲iBasso Audioの新DAP「DX180」。見た目よりも大幅に軽く、質量は206g。会場では、このDX180をはじめ、軽量・コンパクトな新型DAPも多数展示されていて、今夏のトレンドになりそうな予感。OSはAndroid 13、DACは4基搭載、4.4㎜バランス出力も装備する

 musinブースでは、エミライやリアルアシストと並ぶような、新製品群の展示のオンパレード。メーカーから事前発表された展示内容にもそれが表れていて、OTOTENが終わったばかりだというのに、iBasso Audioブランドの新DAP「DX180」(7月19日発売 ¥78,000前後)、同・USBポータブルDAC/AMP「DC07PRO」(7月19日発売 ¥34,000前後)、SHANLINGブランドの新型DAP「M1 PLUS」(9月頃発売予定 5万円は切る)、同・ヘッドホン(詳細不明 発売未定 平面駆動式 開放型 1000ドルほど)が来場者の人気を集めていた。また新規取り扱いのブランド「TWISTURA」の有線イヤホン「D-MAJOR」(発売中 ¥9,000前後)も試聴でき、価格もこなれていることから、注目を集めていた。

▲iBasso AudioのUSBポータブルDAC/AMP「DC07PRO」

▲SHANLINGの新型DAP「M1 PLUS」。中味は「M5 Ultra」に近いそうで、「M0 Pro」よりもOS(独自仕様)が新しい分、接続性・操作性は向上しているようだ。大型化するポータブル機器の中にあって、このサイズ感は魅力的

★▲SHANLINGのヘッドホンの参考展示品。平面駆動型、開放型という以外は未詳。価格は1000ドルほどという

▲新規取り扱い「TWISTURA」ブランドの有線イヤホン「D-MAJOR」。SFに出てくるレーザー銃のようなデザインが秀逸

 Brise Audioでは、線材に銀線を使った「SHIROGANE」が人気だそうで、結構指名買いが多いのだとか。また、ハイエンドヘッドホン向けのリケーブルも展開しているが、組み合わせる製品に合わせた細かいチューニングが受けているそうで、特に海外からの引き合いが強いという。一時期はツチノコのような太いケーブルも多かったが、最近は柔らかく取り回しのしやすい製品も増えてきて、ファンには好評だという。