「スター・トレック」ファン待望の新シリーズ「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」が、6月21日(金)に待望のBlu-ray&DVDリリース!

 「宇宙…それは最後の開拓地(フロンティア)――」のナレーションで幕を開ける、エンタープライズ号の新たなる冒険物語。2代目船長パイク(アンソン・マウント)が指揮するUSSエンタープライズを舞台に、1話完結で展開される本作は、「ディスカバリー」や「ピカード」とは一線を画した原点回帰的シリーズ。1966年放送開始の「スター・トレック:宇宙大作戦」(Star Trek:The Original Series)のスピリットを受け継ぎ、随所にオマージュが感じられるため新旧の“スタトレ”を観比べてみたくなること必至だ。

 本作は「スター・トレック:ディスカバリーシーズン2」で遭遇した未来の自分の運命を乗り越えるべく奮闘するパイクと、その事実を知って船長を支える科学技官スポック(イーサン・ペック)らクルーの苦悩と成長を、それぞれの生い立ちも併せて描く。さらに、“ある秘密”を抱える副長のウーナ(レベッカ・ローミン)も「ディスカバリー」に引き続いての登場。その他若きクルーたちが体現する多様性もスタトレらしく、新しくも懐かしさを感じさせる“スタトレワールド”が全開だ!

 そして、本作をより深掘りできる充実の映像&音声特典が合計2時間半以上も収録! アンソン・マウントと製作総指揮のアキヴァ・ゴールズマンが新シリーズをたっぷり語る音声解説や、3本のメイキング映像、削除シーン集やNGシーンに加えて、最終第10話「情けの価値」の元となったTOSのシーズン1 第9話「宇宙基地SOS」も収録されているので必見だ!

 「素晴らしい脚本だ。未来を克服する過程だけでなく、パイクが旅に戻る方法を示しており、第1話で“自分の未来が悲惨だと分かったらどうする?”と問いかけている」と語ったのはパイク船長役のアンソン・マウント。行方不明の副長ウーナを探すため、葛藤しながらエンタープライズ号に戻るという巧みな展開を称賛する。「パイクは自分よりクルーの命を優先する。彼はやむを得ず現場に戻る。そして、未来の自分と向き合う」と説明する。本編の映像からは未来の自分を突き付けられたパイクが動揺している所を、クルーたちから心配されるワンシーンも!

 そして、「パイクはピカードやカークとは違う。撮影前にアンソンと話す中で、料理が好きだという事実を知ってね。すぐに船長室のデザインを変更した」と明かしたのは製作総指揮のアキヴァ・ゴールズマン。エプロン姿で自分の部屋へ船員たちを招き料理をふるまうにこやかなパイクから、プライベートのアンソンも思わず想像してしまいほっこりする。

 一方、スポック役のイーサン・ペックは、「一番気に入っているのは、第5話だ。スポックは夢で自分と戦う。自分と戦うなど非理論的だ」とお気に入りシーンを挙げた。「撮影は面白かった。2人分の動きを覚えるのは大変だったし、スタントと合わせるのは難しかった。感情のないバルカン人の彼と、純粋な地球人の彼、両極端なスポックを演じた」と、トレードマークの付け耳や眉のメイクをせず感情的なスポックを演じたことも彼にとって新鮮だったようだ。

 そして、「カッコイイものを皆に見せよう」と撮影現場をナビゲートするアンソンの姿が! “ホロデッキはこちら”と矢印が記された看板の方向に向かうと、撮影で使うARウォールがお目見えする。「ネットワーク化された高解像度の巨大スクリーンさ。CGの背景の前で、リアルタイムで演じられる。白い部分が映像がない部分だ。撮影で映らない場所を白く光らせることで、照明として使っているんだ。背景のCGを自在に変えられるから、カメラを好きな場所に置いて撮影できる」と最新の撮影技術を説明。さらに「ARウォールでの撮影はどう?」とアンソンに尋ねられたイーサンは、「最高だ。演技がしやすい。実際に背景をみられるから」とにっこりご満悦のようだ。

 「君はどう?」と隣にいたサム役のダン・ジャノットにイーサンが質問すると、「まさに、ストレンジ・ニュー・ワールド!どうだ!」とイーサンとハイタッチするというハイテンションぶり。ARウォールでの撮影が役者たちにもたらす影響の大きさを垣間見ることができる。

▼「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」映像特典の一部公開

『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』特典映像 一部公開!

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「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」
Blu-ray&DVD 6月21日(金)リリース
Blu-ray BOX ¥13,530(税込)
DVD-BOX ¥10,230(税込)
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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