ビクター DLA-V900R
¥2,970,000 税込
ここがスゴイ!
桁違いの高画質を誇るビクターの最新8Kプロジェクター。艶々した美質感が素晴らしい(麻倉)
あの名機V90Rが大進化。第2世代超解像処理で、より自然かつ鮮鋭度の高い映像に(山本)
推薦者のコメント
麻倉怜士 ベストワン
ビクターのプロジェクター開発力には目を見張る。DLA-V90Rの8K高画質に圧倒されていたら、さらにアドバンスした製品をつくった。ナンバーの桁がひとつ上がったDLA-V900Rは、クォリティも桁違い。技術的には①液晶の配向制御と画素の平坦化を追求した第3世代の0.69型4Kデバイス、②新規の超解像処理で、8K解像度表示の再現能力を強化した第二世代「8K/e-shiftX」を搭載 ・・・と技術的なハイライトが多い。
現行のハイエンド機、DLA-V90Rと比較すると、あまりの違いに驚く。従来から親しんできたリファレンス映像作品も、一皮も二皮も剥けた映像になった。UHDブルーレイ『8K空撮夜景 SKY WALK - TOKYO/YOKOHAMA』(4K/60p/HDR10+)では、横浜駅の手前の大きなビルがクリアーにしてブライトに輝き、その背景の暗部な住宅街でキラキラと光る灯りの鮮やかなこと。光と闇の解像度が格段に向上し、色数も増えた。UHDブルーレイ『宮古島~癒しのビーチ~』(4K/60p/HDR10)のチャプター4。東平安名崎灯台を遠くに臨む岩群の精密な描写、凸凹のディテイルも新鮮だ。まさに刮目である。
見慣れたUHDブルーレイの映画『マリアンヌ』(4K/24p/HDR10)のチャプター2の夜のカサブランカ市街のシーンも車表面の鮮やかな反射と艶感、車越しに見える建物のネオンのピーク感と色合い……など、実にフレッシュにして、生々しい。エンハンス(高域強調)と超解像のミックスが効き、艶々した美質感が素晴らしい。
山本浩司 ベストワン
この夏のベストバイ選考で出会って、いちばん感銘を受けたのはこのモデルだった。前作DLA-V90RでD-ILAプロジェクターの進化は極まったのでは? との思いを抱いていたのだが、まだまだ先はあったのだ。
まずレーザー光源のハイパワー化によるピーク輝度の向上とD-ILA表示素子の進化(液晶の配向制御と画素の平坦性)によって、よりダイナミックなコントラスト表現が可能になったことに感銘を受けた。
また、第2世代となった「8K/e-shiftX」における超解像適応制御によって、よりナチュラルで鮮鋭度の高い映像が得られるようになったことを特筆したい。とくに感心したのは2Kハイビジョンの画質向上だ。映画ブルーレイ『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』の英国カントリーサイドの美しい風景をきわめて自然に精細度の高い画質で楽しませてくれ、うーむと唸った次第。「コレUHDブルーレイですよ」と言われたらすんなり信じてしまいそうな鮮烈画質。欲しい。
その他の選考委員の投票
潮晴男
小原由夫
鳥居一豊
藤原陽祐
吉田伊織
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