アユートから、Astell&Kernのフラッグシップライン A&ultimaシリーズの第6弾モデルとなる「A&ultima SP3000T」が、6月1日に発売される。価格は￥550,000（税込）。また、専用ケース「A&ultimaSP3000T Case」も同時発売。こちらの価格は￥19,800）（税込）。
A&ultima SP3000Tは、型番末尾のＴが現す通り、真空管を搭載した製品。「A&ultima SP3000」のデザインとサウンドを踏襲しつつ、アナログオーディオの深遠な感動を表現するためにリアル真空管とトリプルアンプシステムを搭載。アナログとデジタルを融合させたポータブルオーディオプレーヤーとなる。
DAC部にはD/A信号処理を分離することで限りなくピュアなサウンドを出力するAKM AKM4191EQ＋AK4499EXをデュアル構成で採用。そして、ミリタリースペックビンテージ真空管 RAYTHEON（レイセオン）JAN6418をデュアルで搭載。新開発した真空管電流オプションによって、音の質感やニュアンスが変化する3段階の電圧調整が可能。
OPアンプモードとTUBEアンプモード、その2つを組み合わせたHYBRIDアンプモードを切り替えることができる独自のトリプルアンプシステムを搭載する。リアルタイムアップサンリングDAR機能やDACフィルター機能、クロスフィード機能など多彩な機能でアナログとデジタルを高次元で融合している。
さらにアナログ的な視覚を楽しめるVUメーター機能も搭載する。
ハウジング素材にはStainlessSteel 316Lを採用し、優れた導電性とシールド性能を持つ純度99.9%の純銀メッキを実施。高性能なOcta-coreCPUとUI/UXにより、快適な操作感も実現している。
なお、シュランケンカーフスキンレザーを採用した専用ケースが付属する。
A&ultimaSP3000Tの主な特徴
・D/A信号処理を分離したAKM AKM4191EQ＋AK4499EXのデュアル DAC構成
・RAYTHEON JAN6418ミリタリースペックビンテージ真空管をデュアル搭載
・OPアンプ/TUBEアンプ/HYBRIDアンプのトリプルアンプシステム
・3段階の電圧調整が可能な真空管電流オプション
・VUメーターGUI機能
・純度 99.9%の純銀メッキを施したStainlessSteel 316Lハウジング
・ハイパフォーマンス Qualcomm Snapdragon 6125 Octa-core CPU搭載
・リアルタイムアップサンプリングに対応したDAR（デジタルオーディオリマスター）機能
・クロスフィード機能
・シュリンクカーフスキンレザー採用の専用レザーケース付属
一方、同時発売のオプションの専用ケースA&ultimaSP3000Tは、プレーヤー全体を包み込むフルガードタイプを採用し、本体をしっかりと保護すると同時にデザイン性と美しさを兼ね備えた仕上がり。GRUPPO MASTROTTO社製の上質な牛革を使用し、SP3000Tのスタイルにマッチする高い一体感を醸し出している。ケースはブラックとトープの2色を用意する。
また、Astell&Kernのレザーケースとしては初めてスタンド機能を持ち、使い勝手を向上させているそう。素材にはソフトな牛革を使用し、革本来のシワやシボを生かしながら、心地よい手触りと優れたグリップ感も同時に実現している。
内部はソフトなマイクロファイバー素材で仕上げられ、製品を傷から保護します。ケースの側面は製品の形状を正確に表現し、「光の滲み出し」というデザインコンセプトを表現しており、プレーヤーとケースのシームレスな統合と一体感を表現しています。