ブライトーンは、前日取り扱いを開始したEversolo(エバーソロ)の第二弾モデルとなる、ヘッドフォンアンプ機能付D/Aコンバーター「DAC-Z8」(¥121,000、税込)の販売を開始する。
DAC-Z8は卓越した技術が投入された、コンパクトなオーディオデコーダーだ。第三世代のXMOS316と、ESSのフラグシップチップ「ES9038 Pro DAC」を搭載し、USB端子からは最大768kHz/32ビットのリニアPCMやDSD512の再生が可能。光/同軸デジタル入力からは最大192kHz/24ビットのリニアPCMとDSD64(DoP)に対応する。
さらにMQAのフルデコード再生にも対応している。45.1584MHzと49.152MHzのふたつのジッタークロック発振器を搭載し、44.1kHzと48kHzのマルチサンプリングにも対応済という。
プリアンプとしても使用可能で、入力端子はUSB Type-CとType-B、デジタル音声入力(光、同軸)など、出力端子はアナログ音声(XLR、RCA)と6.35mmヘッドホン出力となる。アナログオーディオ回路はフルバランス設計で、XLRとRCAの信号干渉を軽減するために、別々に出力される(マニュアル設定でRCAとXLRの同時出力も可能)。なお本機は、Bluetooth機能は使用できないとのことだ。
DAC設定には7つのPCM用と4つのDSD用デジタルフィルターモードも用意され、試聴ソースに合わせて選択可能だ。
「Eversolo DAC-Z8」の主なスペック
●ディスプレイ:3インチ、タッチスクリーン
●筐体:航空アルミニウム合金
●DACチップ:ES 9038 Proオーディオプロセッサー
●接続端子:USB Type-B、USB Type-C、デジタル音声入力(同軸、光)、アナログ音声出力(XLR、RCA)、6.35mmヘッドホン出力
●ヘッドフォンインピーダンス:16〜300Ω(ローゲインモード16〜32Ω、ハイゲインモード32〜300Ω)
●周波数特性:20Hz〜20kHz(±0.1dB)
●寸法:W270×H50×D187mm