MusicaNoteから、スーパートゥイーターの新製品「S-STW101」（市場想定価格￥38,000、ペア、税別）が発表された。4月19日の発売予定。
S-STW101は、「S-STW201」の低価格版として開発されているが、定格入力電圧以外はS-STW201と同等の性能を備えている。
音楽の微妙なニュアンスの表現再生には再生機器の過渡特性が重要で、スピーカーシステムの過渡特性を向上させるには高域側に帯域を伸ばす必要がある。充分な過渡特性で再生するためには、少なくとも一般的な大人の可聴帯域（〜15kHz）の5倍程度の帯域（〜75kHz）が必要だそうだ。
S-STW101は150kHzまでの再生を実現、メインスピーカーに並列接続することで、生音に近い微妙なニュアンスや息使い、ホールの雰囲気まで感じる事ができるようになると同社では説明している
「S-STW101」の主な特徴
1）約20kHz〜150kHzの再生が可能な高分子圧電ハイル型ドライバー＋ショートホーンを搭載
2）長めのショートホーンにより、20kHz付近の出力を強化しフルレンジスピーカーとの相性を改善
3）薄板を曲げた美しいフォルム、木目が生きる仕上げ
4）ハイパスフィルター用コンデンサーの交換が可能なので、メインスピーカーに合わせてレベル調整、カットオフ周波数の調整が容易
「S-STW101」の主なスペック
●使用ユニット：高分子圧電ハイル型ドライバー
●インピーダンス：80Ω以上（20kHz〜100kHz）
●能率（公称値）：90dB/2.83V/m
●再生周波数：20kHz〜150kHz
●定格入力電圧：15Vp-p（メインスピーカーが8Ωの場合、3.5Wに相当）
●寸法/質量：W80×H79×D68mm/500g