ナイコムは、THIEAUDIO（セーオーディオ）のイヤホン「Hype 10」（￥143,180、税込）を2月7日に発売する。
Hype（Hybrid Performance）は、これまで同社が習得してきたあらゆる知識や技術を投入した製品群だ。複数のトランスデューサーを統合したシリーズで、Hype 10は、現行の Hypeシリーズにおけるフラッグシップモデルに位置づけられている。
その特長は以下の通り。
●米国Knowles SWFK 31736シリーズ・ウルトラ・トゥイーターと、デンマークSonion E50DTミッドレンジ・ドライバー×2、Sonion 28UAPベース・ドライバー×2を搭載。4つの独立したサウンド・ボア、4ウェイ・クロスオーバーを採用した。
SWFK 31736トゥイーターとE50DTミッドレンジによるドライバーの組み合わせは、鮮明なディテイル、アーティキュレーション、レイヤリングを実現する。デュアル28UAPウーファーによる低音は、速い低音と自然な減衰を生み出し、IMPACT2システムによる質感のあるサブバスと一体化している。
●IMPACT2（インパクト・スクエアード）システムを採用。これはTHIEAUDIOによって生み出された新しいサブウーファーソリューションで、等圧設計で配置されたふたつの10mm複合振動板ドライバーで構成される。低音のパワーと質感が大幅に強化される一方、独自のアイソバリック・チャンバー設計により、周波数と音圧を一定に保持することができるという。この恩恵により、音色の再現性を犠牲にすることなく、質の高い低音を楽しむことができる。
●22AWG 6N OCC（単結晶銅）銀メッキグラフェンケーブルを標準装備。ケーブル素材を大幅にアップグレードしたことにより、従来のモデルに標準装備されていたケーブルに比べ、より明瞭で洗練されたサウンドを提供する。
●ハウジングは3Dプリントされた医療グレードの樹脂から作られており、耐久性に優れている。Hype 10のフェイスプレートは個別に装飾とコーティングが施され、オーダーメイドの体験が可能。
「Hype 10」の主なスペック
●使用ドライバー：バランスドアーマチュアドライバー×10、10mmダイナミックドライバー×2
●再生周波数特性：20Hz〜40kHz
●感度：105dB@1kHz
●インピーダンス：18Ω
●入力端子：2.5/3.5/4.4mmプラグ
●イヤホン端子：0.78mm 2pin
●質量：約50g（ケーブル、プラグ含む）